死ぬまでオタク

(基本的に)テレビとアニメしか観ません

2000年代アニメの検討は『デジモンアドベンチャー』からはじめる

 2000年代アニメの検討は、1999年からはじめるのが妥当だと思う。なぜか。1999年という年の日本を思い起こせ。聞こえてくるだろう、『ミレニアム』で浮かれていた喧騒が。見えてくるだろう、主張する『ミレニアム』の5文字が。
 
 主観的に語る。1999年、ノストラダムスの予言によれば「地球はこの年に滅亡する」そうな。だが、1999年、地球は滅亡しなかった。1999年の夏を越え、大晦日が近づくに連れ、特にテレビが、『ミレニアム』『ミレニアム』と囃し立てていた。この年は、心なしか、年末特番の分量が、多かった。ぼくは小学5年生で、異様な熱量に化合するよりも、その異様な熱量に戸惑いを覚えていた。2000年12月31日に20世紀が終わることのほうが、はるかに重大なことだと思っていた。


 ともあれ、1999年の気分は、2000年代の気分同然であったのも、冷静な主観的事実である。

 

デジモンアドベンチャー』の不気味? な画面
 

 アニメの話である。


デジモンアドベンチャー』というテレビアニメがある。「セル画アニメ」というはなはだ不適切で妥当な形容の画面とはまるで違っていた。その前提を大事にしよう。アニメーターは手描きである。彩色がデジタルになったことが大きい。誇大表現を用いるならば、『デジモンアドベンチャー』の画面は不気味な画面だった。東映鬼太郎松岡洋子版)の中途からデジタル彩色に移行したそうな。ただ、裏事情が小市民のぼくにわかるわけがない。それは今後も変わらない。

デジモンアドベンチャーの前番組はなにか 


 放映枠的な考え方をフルスロットルにすれば、『デジモンアドベンチャー』の前枠なんぞやという話であって、前枠は『ひみつのアッコちゃん山崎和佳奈版)』である。ただ、このアッコちゃんは、ぼくの根城である山陰地方では放映されなかった。むしろ太田淑子版のアッコちゃんを妹と熱心に観ていた(レンタルビデオ。なお、堀江美都子版は現在に至るまで一切観たことがない)。

 

うたえモンのデジモンアドベンチャー推し


快進撃TVうたえモン』というテレビ番組があった。同世代なら覚えている人間も多いだろう。うたえモン末期、『デジモンアドベンチャー』がしきりに人気アニメとして押し出されていた。ただ、その頃は、『デジモンアドベンチャー』は、山陰中央テレビでは放映されていない。


ルギア爆誕 ~卒業~

 

 たまにはアニメ映画の話をしよう。99年夏--まさにノストラダムスの季節--に、『ポケットモンスター』の劇場版第2作『ルギア爆誕』が上映された。良識的な大人と子どもの、この映画に対する評価は、前年の『ミュウツーの逆襲』から、大きく下落した。個人的には『ミュウツーの逆襲』という映画が好かんかったし、かと言って『ルギア爆誕』に何かしらの価値を見出そうとしても、空振り三振。覚えているのは、主題歌が安室奈美恵で、主題歌のプロデューサーが小室哲哉で、脚本の首藤剛志が死ぬ間際にWEBアニメスタイルの連載で小室を激しく叩いていたということだけである。


 そしてぼく(あるいは『ぼくら』)は、ポケモンを卒業した。
 

ぼくの地元ではデジモンアドベンチャーは26話から始まった

 

 フジテレビでの、「輝く翼! ガルダモン」(26話)の放映日をウィキペディアに依存して確かめてみる。9月5日。2学期が始まった。そして、もちろん遅れネットで、デジモンアドベンチャー』の放映が、満を持して山陰中央テレビで始まったのである。何よりも重要なこと。それは、山陰中央テレビでの『デジモンアドベンチャー』の放映は第26話から始まったこと。
 覚えている。よく覚えている。水谷優子だ。武之内空だ。バードラモンがガルダモンに超進化する回だ。武之内母娘の対立と、ヴァンデモンの見参が主要な内容であった。27話。日本行きが失敗。28話。再度日本行きを敢行する太一たち。今村隆寛演出。ついに扉は開かれ、29話から日本編(というよりも東京編)が始まる。以下、ヴァンデモンが撃滅されるまで、平成期のテレビアニメ屈指の充実した脚本が展開される。
 そして第4部。フジテレビでは、ホエーモンとメタルシードラモンの死が年内最後の放映(1999/12/26)。実はこの回をぼくは東京のホテルで観ている。両親が旅行好きだったからだ。年が明けて、ピノッキモン・ジュレイモンが登場し、タケルをめぐって太一に嫉妬したヤマトがキレて仲間割れ(45話ぐらい)。しかしもう2000年になっていた。

 

いろいろな不都合

 

 最終話まで圧倒的な熱量で駆け抜けた脚本(と演出)であった。過剰人気により続編『デジモンアドベンチャー02』の放映が決定・開始。細田守の『ウォーゲーム』が人気に拍車をかける。しかし『02』はどう考えても波乱アニメである。竜頭蛇尾か……しかし、ぼくが、テレビに釘付けになって観ていたのは『02』のほうだ。しかしながら『02』は2000年に始まり、2001年に終わった。

アニメ放映枠講座「『ご近所物語』と『花より男子』」

大豆生田「ところで、『ママレード・ボーイ』の後番組はなんなんですか?」

乱平「はい、次回お答えしましょう(-_-;)」

 

乱平「大豆生田、『ママレード・ボーイ』の後番組は、『ご近所物語』だよ」

大豆生田「知らない名前の作品だ……」

乱平「『ママレード・ボーイ』も『ご近所物語』も、『りぼん』に連載されていた少女漫画だよ」

 

如月会長「『ご近所物語』の原作は、矢沢あいだっけ」

乱平「そうですね」

生奈「『NANA』の原作者?」

乱平「世間的なイメージは、そうでしょうね。『Paradise Kiss』も、ノイタミナ枠でアニメ化されてますけどね」

 

乱平「2003年だったか……『NANA』の実写映画が軽くブームになったことがありました」

生奈「アニメはその後?」

乱平「2006年ですねえ。なんやら変な枠でやっていたような気がしますが。

 矢沢あい、『ご近所物語』の前に、『天使なんかじゃない』っていう人気漫画を描いているんですが、テレビアニメ化はされていませんね」

如月会長「息が長いのね」

乱平「そうですね。ただ、アニヲタにとっては、代表作のなかでテレビアニメ化がされていない作品があったり、テレビアニメ化されても中途半端な成果になったり、何よりこの作者の漫画はヲタよりもパンピー寄りな性質が強いんでね」

如月会長「まぁね」

 

乱平「で、『ご近所物語』の後番組は、『花より男子』です」

大豆生田「ドラマしか知らない(;´∀`)」

如月会長「マーガレットじゃん」

乱平「別冊じゃない方のマーガレットですね

如月会長「……(;・∀・)」

 

乱平「会長、『花より男子』のOPアニメ観てくださいよ。山内重保節……というよりも、キャラが踊りまくっていて、すごいですよ」

剛「あれはすごい」

乱平「『夢喰いメリー』辺りからの山内作品に対するネガティブなレスポンスがひどくて、『花より男子』の神OPが看過されてしまっている」

剛「うん」

大豆生田「(・∀・)?」

ようやく新春放談(ただしチャット)

(管理人 さんがログインしました)

 

管理人:あけおめーっ

乱太郎:あけおめーっ、じゃないですよ💢 けっきょくあのあと、あんたは復帰できずに、チャットという形式に持ち越し--

管理人:いやーメンゴメンゴ

乱太郎:で、あなたが言いたいことは、けっきょく何なんです?

管理人:自覚がないよね

乱太郎:は!? わけわかんないよ、なんの自覚??

管理人:アニメはねえ、とっくの昔に、オタクが好むカルチャーの中心じゃあないのよ

乱太郎:その「オタクが好むカルチャー」っていう微妙な表現、やめてもらえませんか?

管理人:「オタク文化」なんてことば使いたくないもん

乱太郎:あっそ

管理人:あのね、オタクが好むカルチャーのね、中心はね、とっくにコンピュータ・ゲームなのね

乱太郎:なるほど

管理人:アイドルマスターとかきららファンタジアとかアズールレーンとかFGOとか、そういった話題が速いじゃない

乱太郎:何が速いんですか?

管理人:タイムラインの速度が

乱太郎:あ、そうですか……(-_-;) もう少し日本語を上手に使ってください

管理人:あのね、ゲームを1番人気とするとね、アニメは2番人気なのね

乱太郎:その場合、3DSのゲームも、エロゲーも、「ゲーム」に含まれるんですか

管理人:そうよ

乱太郎:ちなみに3番人気は?

管理人:漫画じゃない? その次がラノベ

乱太郎:はぁ・・・

管理人:それでね、アニメが一番人気ではないっていう自覚を「考える会」の君たちには持ってもらうとして

乱太郎:なんですか

管理人:これは作り手のかたに向けて言わせてもらいたいんですけど

乱太郎:穏便に言ってくださいよ

管理人:ゲーム・アニメ・漫画・ラノベ・特撮・アイドルーー、まあいろいろな業界のかたがおられますが、対立し合うのではなく、横と横でもっと手を取り合ってください。

乱太郎:なるほど。

管理人:最終的には、サブカルって枠を超えるね、これ

乱太郎:文壇とか、映画界や舞台も視野に入れて?

管理人:そう

乱太郎:そういえば手塚治虫宝塚市出身でしたね

管理人:そうなのよ、そこでもうミュージカルと漫画が繋がってるじゃない

乱太郎:つまり、「円環」のようなーー

管理人:そうね、お互い睨み合うんじゃなくて、文化は文化同士で輪っかを作ろう、と

乱太郎:文化という響き、もはや「芸術」という分野におさまらないでしょうね

管理人:そうそう、例えば食文化とかーーそうやって、繋がりを取り戻していく。

乱太郎:いまは、切断されているんですか

管理人:仲がいいとは言えないよね

乱太郎:それはそれで、みんながひとつになるっていうのは、気持ち悪くないですか

管理人:いや、オタクとか芸術とかサブカルチャーとかメインカルチャーとかそういう次元を超えたーーというよりも、そんな括りの根っこにあるもの

乱太郎:「基底」というものですか

管理人:そう(゚∀゚)! 根源的なレベルの『文化』をおれは想定する

乱太郎:その層で、ゆるく、繋がり合う、と

管理人:まあそういうことかな、ぜんぜんまとまってはいないけれど

新春放談 の 前フリ

あけましておめでとうございます

今年放映開始50周年のアニメ(一部)
今年放映開始40周年のアニメ(一部)
今年放映開始30周年のアニメ(一部)
今年放映開始20周年のアニメ(一部)

 

宇野如月会長「今年10周年のアニメは?」

桐生乱平(司会)「いろいろありすぎるんですよ。ほら、アレとかアレとかアレとか」

大野生奈「いちいち書き出すのもめんどくさいんだ」

乱平「だって仕方ないでしょう。物量が大きくなっているんだから」

 

乱平「ただ、20年前(98年)には、兆しがありましたね」

生奈「どんな兆し?」

乱平「作品乱立・粗製乱造・玉石混淆」

如月会長「うーむ」

乱平「こんどカードキャプターさくらの続編がやるじゃないですか」

如月会長「そうね」

乱平「カードキャプターさくらが今に繋がっているんですよ」

如月会長「それは、どういう意味なの」

 

生奈「そもそも『作品乱立・粗製乱造・玉石混淆』の『兆しがある』っていう乱平の言い方に疑問符」

乱平「うぅ……(;´Д`)」

広島剛「具体的に、98年にどんなことが起こったのよ」

乱平「『LEGEND OF BASARA』が始まりました」

剛「で?」

乱平「こ、この作品は、『UHFアニメ』の先駆けになりまして……

 (;´Д`)」

 

剛「でもさ」

乱平「はい」

剛「『UHFアニメ』ってことば、死語だよね」

乱平「ぐはぁ」

薬島誠「2010年代のはじめにはもうMXに集約されたからなあ」

剛「MXが『第6のキー局』なわけだ」

乱平「ぐほぉぉっ」

 

乱平「も、もうちょっと、実りのあることを話しませんか……」

生奈「あんたがふっかけたんでしょうが」

乱平「( ;∀;)」

 

如月会長「じつはこの会談、別の部屋で管理人さんが速記しています」

乱平「Σ(゚◇゚;)マジデッ!?」

如月会長「で、管理人さんから連絡があったんですが、『肩が凝ってきたので、しばらく休憩させて欲しい』と」

生奈「なによそれ💢」

如月会長「とにかく休憩タイムです。再開の時刻は未定です」

剛「おれたちまだそんなに話せてないぞ……」

誠「そうだそうだ」

大豆生田はるか「マァマァ(((ノ´ー`)ノ」

 

如月会長「えーっとですね」

生奈「なんですか今度は」

如月会長「管理人さんが、『自分の考えていることを書いた文章を届けるので、乱平くんに読んでほしい』、と」

乱平「なんやそれ!? 無茶振りやぞ:(;゙゚'ω゚'):」

如月会長「適任者は乱平くんである、と」

乱平「はぁ……(^_^;)」

 

乱平「とりあえずしばらく休憩で~す」

 

生奈「大晦日にテレビつけて驚いたこと」

如月会長「なに」

生奈「『ちびまる子ちゃん』が普通に放送していたこと」

如月会長「あー、たしかに、大晦日は特番で潰れやすいもんね」

アニメ放映枠講座「少年枠からママレード・ボーイへ」

乱平「平成になり、『新ビックリマン』が始まります。畑健二郎先生が、『ハヤテのごとく!』の作中で『名作』といっていたアニメです。スタッフは大半が『ビックリマン』からの引き継ぎです」

誠「久川綾の初レギュラーだっけ?」

乱平「そうらしいですね」

 

乱平「で、『新ビックリマン』の後番組が『まじかる☆タルるートくん』です。この放映枠で唯一の『週刊少年ジャンプ』連載作品です」

剛「アンチドラえもんっていうコンセプトだったっけ?」

乱平「そうらしいですね。でも、『ドラえもん』も『タルるートくん』と同じくテレ朝系列なんですよね」

剛「仲間じゃないか」

乱平「そうなんですよ。皮肉なもんです」

 

乱平「それで、『まじかる☆タルるートくん』の後枠で、もう一回ビックリマンシリーズの作品が始まるわけです」

誠「題名は?」

乱平「『スーパービックリマン』です。シリーズディレクターはふたたび貝澤幸男、キャラクターデザインもそれまでのビックリマンと同じく青山充が担当します」

剛「青山充って、頻繁にプリキュア枠で『ひとり原画』やってる人だよな」

乱平「プリキュアのずっと前からそうですよ」

剛「キャラデザもやってたのね」

乱平「やる時はやるでしょう」

剛「うむ」

 

乱平「ちなみにですね、『スーパービックリマン』の2ヶ月前に『美少女戦士セーラームーン』が始まるんですよ」

如月「『セーラームーン』は知っていても、『スーパービックリマン』は知らなかったな」

乱平「同じ東映作品なんですけどね。『セーラームーン』があまりにも有名になったので、影に隠れてしまった感はありますよね」

 

乱平「『スーパービックリマン』の後番組が『GS(ゴーストスイーパー)美神』です。『週刊少年サンデー』で、椎名高志が連載していた漫画が原作です」

誠「『絶対可憐チルドレン』の原作者じゃん」

乱平「そうですよ。自身の漫画が次にテレビアニメ化されるのは、『GS美神』の放映が終わった14年後になります。

 そういえば、来年は、『絶対可憐チルドレン』放映10周年だな」

誠「観てたなあ」

剛「小学校6年とかだったな」

誠「平野綾戸松遥白石涼子中村悠一

剛「おまえその頃から声オタだったのかよ」

誠「前番組が『ハヤテのごとく!』だぞ」

剛「なるほど……」

乱平「そうですねw

 白石涼子は、『ハヤテのごとく!』では主演だったんですけどね」

誠「いや『絶チル』でも主役だったろ」

乱平「主役のひとりでしょう。そもそもあの作品、主演は中村悠一な気がするんですけど」

誠「たしかに」

 

乱平「『GS美神』に話を戻しますとね、『おキヌちゃん』ってキャラクターがいるわけですよ」

誠「うん」

乱平「おキヌちゃんの声優は國府田マリ子なんです」

誠「うん」

乱平「ここでは助演なんですけど、後番組で主役を務めるんです」

誠「後番なに」

乱平「『ママレード・ボーイ』です」

誠「マジかよ(゚д゚)!」

生奈「振れ幅大きすぎ!」

 

乱平「そうですね、『ママレード・ボーイ』から3作品連続で少女漫画枠です。ちなみに少女漫画枠のあとは女児アニメ枠ですがーー」

如月「先を急がないで」

乱平「はいw」

如月「生奈は『ウルトラマニアック』読んでた?」

生奈「や、『りぼん』とか、少女漫画雑誌は読んでなかったですね。ジャンプやサンデーは読んでたんだけど」

如月「実に生奈らしい」

 

乱平「まぁ、吉住渉先生は、某雑誌でふたたび『ママレード・ボーイ』を書かれてるようですが……」

如月「あのさ」

乱平「はい」

如月「吉住渉先生って一橋大学卒だよね」

乱平「そうらしいですね」

如月「水沢めぐみ先生は早稲田大学だったんだよね」

乱平「一浪して入ったらしいですけどね。彼女はデビューが早くてーー」

如月「漫画家って、勉強ができる人多くない?」

乱平「手塚治虫がそうだったじゃないですか。でも、もちろん雑草育ちもたくさんですよ」

如月「それはそうだけど」

 

生奈「学歴と『頭がいい』のは違う気がする」

如月「たしかにね」

乱平「学歴は抜きにして、漫画家には賢い人が多いですね。より正確に言うなら、勉強熱心というかーー」

生奈「それこそ手塚治虫だよ」

乱平「そうなんですよね。

 まぁでも手塚治虫は医学博士なんですよ。例えば石ノ森章太郎なんか、彼は言っちゃあなんだけど大学に入ってすらいないでしょう?」

剛「大学進学率が低かったんじゃないのかその当時は」

乱平「それに加え、石ノ森先生はデビューが早かったという事情もあります。彼は単身上京するんですが、そうとう苦労したみたいですよ」

剛「生活が?」

乱平「そうです。でも、石ノ森は手塚治虫に負けず劣らず『インテリ』でしたよ、たぶん」

剛「へぇ」

 

 

石ノ森章太郎のマンガ家入門 (秋田文庫)

石ノ森章太郎のマンガ家入門 (秋田文庫)

 

 

乱平「この本ご存知ですか」

生奈「島本和彦の『アオイホノオ』で知った」

乱平「秋田文庫版の解説が島本和彦です。

 で、石ノ森章太郎は、『龍神沼』っていう作品の自作解説をこの本のなかでやっているんですが、無茶苦茶博識ですよ。映画や文学のみならず、『ディズニーの動画(←アニメーション)は全部観ておけ』というようなことも言っているんです」

生奈「『サイボーグ009』の元ネタは『野球』だって聞いたけど」

乱平「そう(゚∀゚)! それそれ!

 この本で、『サイボーグ009』は、野球に着想を得たって述懐してますね」

如月「野球は9人だもんね」

乱平「そこなんですよね」

 

 

大豆生田「ところで、『ママレード・ボーイ』の後番組はなんなんですか?」

乱平「はい、次回お答えしましょう(-_-;)」

アニメ放映枠講座「プリキュアの放映枠の起源は?」

如月会長「現在プリキュアが放送されている日曜朝8時半の放映枠、『おジャ魔女どれみ』もこの時間にやっていた記憶があるんだけど、この放映枠、いつからあるのかしら?」

乱平「まず、これはテレビ朝日の放映枠ではなく、関西の朝日放送(ABC)の放映枠です」

如月「はい」

 

乱平「むかしむかし、『とんがり帽子のメモル』というアニメがありました。会長の大好きな佐藤順一出世作です」

如月「いつのアニメなの」

乱平「1984年のアニメです」

如月「昭和……( ゚д゚)」

 

乱平「で、84年の秋の番組改編で、とんがり帽子のメモル』が、土曜のゴールデンタイムから、日曜朝8時半に枠移動されます。これが、現在の『プリキュア枠』の起源です」

如月「30年以上も枠が存続しているのね」

 

乱平「ただ、この枠は、女児アニメだけを放映してきたのではありません。少年漫画が原作のアニメを複数放映した実績があります」

如月「Σ(゚◇゚;)マジデッ!?」

 

乱平「『まじかる☆タルるートくん』というジャンプの漫画、ご存知ありませんか?」

如月「ない」

乱平「まぁ、現在は作者のほうが有名になった感がありますが……(遠い目)

 それで『まじかる☆タルるートくん』がアニメ化されて、今現在プリキュアがやっている枠で放送されていたんですよ」

如月「いつ」

乱平「1990年から1992年」

如月「わたしたちが生まれる前じゃん」

 

剛「順を追って説明してくれよ、『とんがり帽子のメモル』の後番組は何だったんだよ」

乱平「『はーいステップジュン』というアニメです」

剛「まったくわからない」

乱平「大島永遠という漫画家をご存知ないですか?」

 

誠「あ! 『女子高生』の作者?」

乱平「そうです。

 そして、大島永遠のお父さんが、『はーいステップジュン』の原作である大島やすいち先生なのです。

 ただ、元になった漫画からは、かなり設定が変わっていたようです」

 

乱平「そしてですね、『はーいステップジュン』の後番組が、『メイプルタウン物語』だったんですよ」

如月「あ! サトジュンさんの初SD(シリーズディレクター)作品!」

乱平「お目が高い。

 サトジュンは放映開始当時25歳でした」

誠「マジかよ……(;・∀・)」

乱平「80年代後半になると、若手の演出家が、TVシリーズの監督やシリーズディレクターを任されるようになります」

 

大豆生田「監督と『シリーズディレクター』はどう違うの?」

乱平「東映アニメーションは、TVアニメでは原則として監督を置かないんだよ。その代わり、監督より少し権限の弱い『シリーズディレクター』が演出をまとめることになっているんだ」

剛「ずいぶんざっくばらんな説明だな」

乱平「便宜上、短く話したまでです」

大豆生田「東映アニメーションには、監督はいないの?」

乱平「いるよ。劇場版アニメだと、肩書きが『監督』になるんだ」

大豆生田「どうして?」

乱平「ま……また今度ね!」

 

乱平「続編の『新メイプルタウン物語 パームタウン編』では、サトジュンがSDから退き、ベテランの設楽博がSDになりました。

 設楽さんは『はーいステップジュン』のSDです。その下に『シリーズディレクター補』という役職があって、それがサトジュンだったのです」

誠「つまりどういうこと」

乱平「上司(設楽博)が部下(サトジュン)の担当した番組の続編を任されたということです」

誠「ふーん」

 

乱平「で、『新メイプルタウン物語 パームタウン編』放映中に、『ビックリマン』というアニメが始まるんです」

如月「ビックリマンって、ビックリマンシールの?」

乱平「そうです。お菓子を捨ててシールだけ保管したという」

誠「『新メイプルタウン物語』と『ビックリマン』になんの関係があるんだよ」

乱平「1987年の秋改編で、当枠は今で言う『コンプレックス枠』になります」

誠「???」

乱平「つまり具体的に言うと、新メイプルタウン物語』は30分から15分に短縮され、そこにやはり15分枠の新番組『ビックリマン』がつながったわけです」

誠「あーなるほど、違うアニメを15分ずつ編成したんだな」

 

乱平「しかしながら、87年末に『新メイプルタウン物語』が終了すると、88年1月から『ビックリマン』が単独枠に、つまり30分枠になりました。

 ちなみに『ビックリマン』のSDは貝澤幸男で、放映開始当時27歳でした」

剛「ひえ~っ」

乱平「ちなみにサトジュンも『ビックリマン』の演出ローテに入っているんですよ」

 

ーーそして昭和が終わり……

『らんま1/2』勉強会 ~キャラクター編・天道家の6人(もしくは7人)~

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桐生乱平「まずは第一話のEDクレジットを見てほしいにょ」

 

乱 馬 山口勝平 

らんま 林原めぐみ

あかね 日高のり子

 

かすみ 井上喜久子

なびき 高山みなみ

玄 馬 緒方賢一

早 雲 大林隆介

乱平「 次の3枚目のクレジットはモブ勢だけど、今となっては信じられないような超ビッグネーム声優が名を連ねているにょ。もちろん当時は新人同然だけど、即戦力だったのだと思うにょ。

 気になる人は映像を観て確かめてみるにょ」

早乙女家と天道家

乱平「まず、『乱 馬』と『らんま』は同一人物にょ。どういうことかというと、『乱 馬』が水をかぶって女になってしまった状態を『らんま』表記にして区別しているにょ。 

 ちなみに『乱 馬』の本名は『早乙女乱馬』っていうにょ。れっきとした男子高校生にょ」

大豆生田はるか「どういうこと?」

乱平「どういうこと、というのは?」

大豆生田「なんで男子が水かぶると女子になっちゃうの?」

乱平「(キザに)漫画だからだよ……大豆生田

誠「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン」

乱平「うううううううぅ」

誠「説明になってないだろ、その決め台詞じゃ!(#゚Д゚)

 

乱平「早乙女乱馬くんがこんな特異体質になったのはあるきっかけがあるんだけど、説明が面倒だから割愛するよ」

誠(なにげに語尾が元に戻ってる……)

 

乱平「で、『玄 馬』は早乙女玄馬といって、早乙女乱馬くんの親父さんなんだよ。

 オヤジもやっぱり特異体質で、水をかぶるとパンダに変身しちゃうんだ」

大豆生田「なんでパンダなの?

乱平「( ゚∀゚)・∵. グハッ!! 鋭いなあ。

 早乙女親子が特異体質になった経緯を省くと長くなるので……」

生奈「いや、そこは詰めようよ」

乱平「一言でいうと、乱馬と乱馬のオヤジは中国に行って『こうなった』んです」

大豆生田「ああ、中国だからパンダなのね

乱平「どうだったっけ(;・∀・)」

 

乱平「残りは天道家の4人。

 『早 雲』は天道家の家長です。天道家は格闘技の道場なのです。早雲の娘さんは、美人三姉妹です」

大豆生田「なんでお母さんいないの?」

乱平「死んじゃったんだよ」

大豆生田「可愛そうに……(´Д⊂ヽ」

乱平「ところで、『僕らはみんな河合荘』の原作が完結するようですね」

誠「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パパパーン」

乱平「ああん」

誠「関係ねえだろ河合荘は!」

如月会長「いや、微妙に関係があると思うんだけど」

誠「た、たしかに……(;・∀・)」

大豆生田「??」

 

乱平「長女が『かすみ』。とんでもない美人。個人的には『めぞん一刻』の音無響子さんのセルフパロディ的な美人なのかなと思う。

 ただ、かすみさんは天然ボケなのが致命的だ。

 次女が『なびき』。ショートカットでサバサバした性格でお金にがめつい。乱馬が通うことになる『風林館高校』の先輩にあたるけれども、乱馬はなびきを呼び捨てにしていた記憶があるな。

 ちなみに三女も風林館高校に通っていて、乱馬のクラスメイトになる」

大豆生田「三女は誰なの? o(´∀`)o))ワクワク」

乱平「三女が『あかね』で、タイトルコールと次回予告の担当も彼女だ。乱馬とらんまの次にクレジットされているのが示すとおり、この作品のメインヒロインさ。

 青みを帯びた長い髪が可愛いね。でも、性格は男勝りのはねっかえりさ」

如月「質問あるんだけど」

乱平「なんですか?」

如月「あかねちゃんがメインヒロインである理由をもう少し教えて」

乱平「えーと(;・∀・)

 諸々の事情で、あかねは乱馬の許嫁になるんだ」

如月「ずいぶん端折ったねw」

乱平「( ゚∀゚)・∵. グハッ!! 

 でも、乱馬は、天道家に婿入りするために天道の家を訪れたんですよ? それがこの作品のすべての始まりでしょう」

如月「まあねえ」

乱平「あとですね、次回予告が『あかねの一人称』であるとおり、この作品はあかねの視点から描かれていると思うんですよ」

大豆生田「あの~」

乱平「なに」

大豆生田「漫画やアニメにも、小説みたいな『一人称の視点』が存在するんですか?」

乱平「するよ」

大豆生田「(゚д゚)ビックリ!」

乱平「小説で言えばさ、シャーロック・ホームズが出て来る作品は、ホームズの一人称じゃなくてワトソンくんの一人称だろ?

 主人公と『話者(わしゃ)』が違うパターンの作品のほうが多いよ、漫画でもアニメでも、それこそ小説でもーー」

 

ピンポンパンポーン

 

誠「やべえ! 学生会館が閉館するチャイムだ!

 漫画やアニメにおける一人称云々の話は、居酒屋で呑みながらやろうな、乱平よ?」

乱平・大豆生田「いや、私たち未成年ですから

誠「orz」

 

『らんま1/2』勉強会 ~放映枠編~

桐生乱平「『らんま1/2』は1989年にフジテレビ土曜19:30枠で始まったにょ。不幸なことに裏番組が『おぼっちゃまくん』(テレ朝)だったにょ。小学館の作品同士でカチ合う格好になっちゃったにょ」

大野生奈「それで、カチ合った結果、どうなったの?」

乱平「残念ながら『おぼっちゃまくん』が勝ったにょ。『おぼっちゃまくん』は同じ枠で1992年までしばらく続くにょ」

広島剛「じゃあ『らんま』は打ち切りってことか」

乱平「微妙に違うにょ。大人の事情で土曜19:30枠での放映は終わったけれど、金曜夕方に枠移動するにょ。事実上の左遷にょ。でもその代わり番組は安定して1992年まで継続したにょ」

剛「ははぁ、なるほど、枠移動してから『らんま1/2 熱闘編』になったわけだな」

乱平「察しがいいにょ!! うれしいにょ!! でも『熱闘編』には今回は立ち入らないにょ」

剛「……(;^ω^)」

生奈「(憮然)」

乱平「どうかしたにょ?

『らんま1/2』勉強会 ~乱平苦闘す~

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没レジュメ

 このアニメは、きわめて複雑な経緯をたどったアニメである。なにゆえか。それは「放映枠」の問題に帰着される。

 

 原作は、「週刊少年サンデー」誌上で高橋留美子が『うる星やつら』の次回作として連載執筆した漫画作品である。『うる星やつら』が終了した年とこの原作漫画が開始した年は同一年である。最近は、連載終了から次回作連載開始までのスパンが長いことが多い。それとは対極的に、高橋留美子は『らんま』を『うる星やつら』が終了して直ちに立ち上げている。1987年連載開始。

 

 で、肝心のアニメは、1989年に、フジテレビの土曜ゴールデンタイムで放映を開始した。フジテレビは、それまで『うる星やつら』と『めぞん一刻』ーーつまり高橋留美子の80年代の代表的な仕事ーーを同一の枠で6年半に渡り継続して放映した実績があった。

 しかしながら勝手が違う枠になった。毎週土曜19時30分、それまで『ハイスクール! 奇面組』が高視聴率を獲得した実績がある枠と言えど、放映開始数ヶ月前に真裏の枠で『おぼっちゃまくん』(テレビ朝日)が始まり、小学館の作品同士が同じ時間帯で競合するという不都合が生じた。

 結果的に、『らんま』は『おぼっちゃまくん』との競り合いに負けた。『おぼっちゃまくん』は1992年まで同一の枠で続いた。『美少女戦士セーラームーン』が始まっていてもしばらく続いていた。対して『らんま』は「枠移動」という形で延命・左遷という処置が施された。

「左遷」というと人聞きが悪いかもしれないが、ゴールデンタイムから逃亡したのは事実である。キー局のフジテレビでは金曜夕方、『らんま1/2 熱闘編』という題名でリスタートした。ゴールデンタイムでの放映の打ち切りに関する要因、『スーパー戦隊シリーズ』との放映枠的な絡み、こぼれ話は尽きないが、ここでは『らんま1/2』と『らんま1/2 熱闘編』を別作品として考えたい。

 

『らんま1/2』は全18回である。未放送回が3回ある。

『熱闘編』を別作品としたのは、体制が違うからだ。枠も違えばスタッフも違う。『熱闘編』がつかない『らんま1/2』は、望月智充がイニシアチブを取ったと言われている。しかしながらWikipedia(2017/11/30閲覧)の望月智充のくだりには明確なソースがない。しかしながら本編映像のスタイルには明らかに望月智充の「匂い」がする。

 

桐生乱平「だめだ、おれにはまともな文章が書けない」

????『あきらめたらそこで試合終了だにょ』

乱平「あ、あなたは(´゚д゚`)!

 真田アサミの声をした安西先生!!

 

勉強会当日

乱平「レジュメ書くの失敗したから口頭でぜんぶ発表するにょ」

如月会長「(;・∀・)なに、その語尾は」

乱平「前提として熱闘編がつかない『らんま1/2』の話だけするにょ」

薬島誠「だからなんだよその語尾は(#゚Д゚)ゴルァ!!

乱平「<放映枠>と<キャラ>と<キャスティング>という三本柱を立てて話すにょ」

誠「あ!

如月「だしぬけに何? (;´Д`)」

誠「EDテーマが『デ・ジ・キャラットにょ』と同じだ

如月「( ゚д゚)ハッ!」

 

乱平「equalロマンス( ー`дー´)」

僕と海鼠

僕はある男と今日もとあるバーで夜を明かしていた。

但し熱いウーロン茶を飲みながら--。 

 

「ほんといいよ、熱いウーロン茶のほうが。ビールだウィスキーだカクテルだなんて、ああいうのは全部子どもの飲み物だよ」

 

こう語る男の本名はわからない。

そうだな、仮に『海鼠(なまこ)』 としておこうか。

 

バーテンの『C』は例によってオネエ言葉を使う--わけではなかった。

なぜ『C』と呼ぶのかというと、単純に本名がわからなかったからだ。

 

 「このバーに閉店時間はないのかな」

僕はCにそうたずねた。 

 「閉店時間なんていう『実存的なもの』は、ありません」

Cは毅然としてこう答えた。

そして半分禿げ上がった頭を指先で軽くこすり、手を洗いに奥に引き下がった。

 

海鼠はホットウーロン茶から柿の種に関心が移ったようで、小皿に盛られた亀田製菓の柿の種をひたすらポリポリかじっていた。

もちろん、ピーナッツが--入っていなかった。 

 「ねえ、ひとつ批評的な話をしてもいいか」

そう海鼠に言って僕はお猪口に熱いウーロン茶を注いだ。

2秒と経たずにお猪口は熱いウーロン茶であふれた。

「なんだい? 批評的な話って」

「俺達が子どもの頃、いちばん印象的なテレビ番組は何だっただろうか?」

「それのどこが批評的なんだよ」

僕は黙ってかぶりをふった。

海鼠は柿の種の皿を空にしてしまった。 

 「そうねえ……」

海鼠は3割ほど真剣な面持ちになって、一呼吸おくと、こう答えた 。

 「1995年から1998年に期間を限定しないか」

「そりゃまたどうしてだい」

「知り合いにこんなやつがいるんだ--。

『1995年から1998年までが人生でいちばん楽しかった』ってやつが」

「そりゃまたなんで」

「夕方のテレ東アニメがびっくりするくらい充実していたからだ、って」

「共感できないよ。都会特有の悩みじゃないか」

しがない地方都市であり、真夜中は歩行者用信号の灯りすら消えているのだった。 

 「『爆れつハンター』……、

 『セイバーマリオネットJ』……、

 『マスターモスキートン’99』……」

自然数を数え上げるように、海鼠はアニメの作品名を読み上げた。 

「それって全部あかほりさとるが関わってるじゃん」

「都会っ子なんだよ。だから我慢が効かないんだ」

「『RCカーグランプリ』」

「出し抜けになんだい、もしかしたら『RCカーグランプリ』が、おまえさんが1995年から1998年の間でいちばん好きだったテレビ番組なのかい」

「アニメを抜きにしたらーーそうかもしれない」

Cが戻ってきた。 

 「人間の欲望というものは恐ろしいですね」

海鼠が空にした柿の種の小皿を見てCは言った。 

僕と海鼠はそれを聴いて爆笑してしまった。

「また柿の種をつぎ込みましょうか?」

「いや、いいんだ」

海鼠はCの申し出を辞退したあとで、さらにこう言った。

「いつかルーレットでも置いてくれないかな」

「こら、日本でカジノはまだ違法じゃないか」

ピンボールのほうがよろしいのではないでしょうか?」

「いや、ルーレットかトランプがいい」

「だからカジノはまだ違法だって」

「金を賭けたいわけじゃないし、酒が飲みたいわけじゃない。でも俺は毎晩ここに通っている」

--Cと僕はそれを聴いて、異口同音に「それは、多分に実存的なテーマだな」という風な趣旨のことを言ったのだった。 

 

夜の端っこが白くなった。

 

管理人様のメモ帳

生奈「会長、なんですかこの箇条書きの紙は?」

如月会長「管理人さんからもらった手紙だよ」

誠「管理人さん? 音無響子さんにそっくりな美人なんですか、その人」

如月「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) ボガバギッ」

誠「痛い!! 痛すぎる(´;ω;`)

剛「カミュの『異邦人』の主人公並みに理不尽ですね……」

 

如月「言っておくけど管理人さんは男性です」

誠「チエッ(゚⊿゚)ツマンネ」

如月「軽口を叩かない!💢💢」

誠「ひぃーッ!」

 

乱平「で、管理人さんってどんな人なんですか?」

如月「ヒミツ」

乱平「(;・∀・)じゃ、じゃあ、管理人さんっていう人は、どんな意図でこんな箇条書きを送りつけたんですか?」

如月「桐生くんなら、このリストの作品群が、どんな『属性』のアニメか、わかるわよね」

乱平「そりゃまぁ……95年から98年にテレビ東京系で始まったアニメの一覧で、深夜アニメや『ビーストウォーズ』みたいな海外アニメを抜かしたやつでしょう」

大豆生田「98年ってわたしたちが生まれた年だよ」

乱平「大豆生田、俺はな、動画を食って生きてきたんだ

大豆生田「???」

 

乱平「でもおかしいですね、重要な作品が抜けています。例えば『新世紀エヴァンゲリオン』とか--、

 あ!

大豆生田「ヽ(;゚д゚)ノ ビクッ! 突然どうしちゃったの」

乱平「わかりました、これはつまりこういうことなんですね」

生奈「どういうこと?」

乱平「このリストは、『95~98年開始のテレビ東京系アニメ』から『深夜アニメ』を抜いて、『海外アニメ』も抜いて、そしてさらに『管理人さんが住んでいた地方でも放送されていたアニメ』も抜いたリストなんですね」

誠「ちょちょっと待った!! エヴァポケモンが全国で放送されていたのは流石にわかるけど、管理人さんなる人の地元では『少女革命ウテナ』すら放映されてなかったんか!?」

如月「管理人さんは頑強にそう言い張っているわ」

誠「言い張っている、じゃ納得できませんなあ」

如月「妥協しなさい」

 

・そのリストの続きの手紙にはこう書かれてあった

このリストから抜けてる作品は、数えるほどしかないけど、有名な作品が多いからチェックしておいたほうがいいと僕は思うよ!

 

乱平「ほんとうに『ナデシコ』とか『カレカノ』とか、”抜け”は数作品しかありませんね。こんな土壌ではヲタは育たない--」

如月「ところが管理人さんは、地元に出戻りしたいまのほうが、東京時代よりもアニメライフが充実しているそうよ」

乱平「なんですか、その生臭い話は……(;´Д`)」

 

『距離だよ、距離』

 

生奈「え!? 何、今の声!? 変なところから聞こえてなかった!?(;´Д`)」

誠「山口勝平がダミ声になったみたいな声だったな」

生奈「は!? 何その微妙すぎてだれもわかんない比喩!?

(;´Д`)」

剛「それより前回も変な声がしてた覚えが」

誠「たしかに」

生奈「『たしかに』じゃないよ! なんであんたそんなに冷静なの!? ((((;゚Д゚))))」

 

『距離だよ、距離』

如月会長・生奈・剛・誠・乱平が選ぶ「秋アニメ、この1本」

如月「えー、こんなお便りが届きました」

 

『秋アニメ』でオススメの作品を教えてください。

ここでいう『秋アニメ』とは、10月改編期に始まったアニメのことです(9月末開始みたいに少しずれていても構いません)。

 

ただし、条件があります。

 

・2007年以降の作品であること

・2クール以内であること

 

剛「なんで2007年以降なん?」

誠「近年の傾向が知りたいのと、古すぎるのは探しにくい、ってのがあるんじゃないの」

剛「( ´_ゝ`)フーン

まぁ2007年っていったら俺ら小学5年生だしな」

 

如月会長の1本:『繰繰れ! コックリさん』(2014年秋アニメ)

誠「えっ……(゜o゜; 会長いきなり『変化球』ですか?」

生奈「このアニメを選んだ理由は?」

如月「広橋涼が主演で平池芳正が監督だから」

誠「はい!?」

如月「広橋涼が主演で平池芳正が監督だから

誠「……ソレダケ!? (´゚ω゚`)」

如月「広橋涼が主演で平池芳正が監督だから

誠ほか一同「……」

 

大野生奈の1本『ガンダムビルドファイターズ』(2013年秋アニメ)

 

剛「あ!! それ俺も頭にあった!!」

誠「なんというわかりやすさ:(;゙゚'ω゚'):」

 

大豆生田はるか「えーっと、どうして『なんというわかりやすさ』なんですか?」

如月「そのうちわかるよw」

大豆生田「じゃあ、あんまり気にしないでw」

 

生奈「これ、1期だけなら2クールアニメだよね?

 いや~、毎週毎週ニヤニヤしながら観てたわよwww」

誠「ウワァァァ! ガノタ特有の生臭さが生奈の周りから!!」

生奈「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) ボガッ」

誠「竹刀で殴らないでくれよ!

生奈「ビームサーベルで斬ってやりたい

剛「こらこら、誠、そこは『胡散臭さ』って言わなくちゃ(^_^;)」

 

広島剛の1本:『灼熱の卓球娘』(2016年秋アニメ)

乱平「これまた『わかりやすい』!! 剛先輩らしい!!」

大豆生田「どうして? (´ー`)」

乱平ほか「そのうちわかるよww」

大豆生田「えーっ、わたし気になります」

 

誠「乱平の声が最近寺島拓篤に似てきたような気がする」

乱平「ええええええー、ひどいですよ先輩\(^o^💢)/」

大豆生田「?」

 

剛「まぁ、作画も日進月歩向上しているということで」

生奈「それで去年の作品を選んだのね」

剛「『フリップフラッパーズ』じゃないのかよ! みたいな声がどっかから聞こえて来そうだけど」

生奈「えっどこから」

剛「(´ε` )~」

 

誠「もう、みんな最近の秋アニメばっかやんけ!!」

如月「たしかに2014年→2013年→2016年と来てるわね」

誠「俺は2000年代から選ばせてもらうぜ」

 

薬島誠の1本:『君に届け』(2009年秋アニメ)

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乱平「え、ええっ!? そこは『けんぷファー』じゃないんですか!?:(;゙゚'ω゚'):」

誠「甘い!!」

乱平「( ゚д゚)」

 

 

乱平「(; ゚д゚)た、たしかに!! オールスター感半端ない!!!!!」

誠「今をときめく小野友樹も出てるんだぜ!!」

 

『まぁ、たとえるのなら、ボートレースのSGの優勝戦みたいな感じかな』

 

大豆生田「えっ!? いまの、どこからの声ですか!?(;´Д`)」

剛「き、気にするな、気にするな(;´Д`)」

 

如月「わたしさっきの声の人とどこかで会ったような気がする

剛「か、会長がとつぜんニュータイプに!!:(;゙゚'ω゚'):

 

桐生乱平の1本:『CHAOS;HEAD』(2008年秋アニメ)

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如月「え!? ええええええええ!?」

剛「正気か、乱平!?:(;゙゚'ω゚'):」

誠「ふ、普通は『シュタインズ・ゲート』選ぶんじゃないのか、そこは(;´Д`)」

 

乱平「いやそもそもシュタゲは秋アニメじゃないし。

 シュタゲとくらべて大きなアドバンテージがあります。

 シュタゲの半分の時間で見れちゃうんですよ、なんと!!!!!」

誠「そこぐらいしか勝ってないだろ!!

 

乱平「いや~5pb関連で思い入れがあるのは断然カオスヘッドなんですよね~(´∀`)」

剛・誠「い、いや、年代的におかしくね!?:(;゙゚'ω゚'):」

 

 

乱平「(ΦωΦ)フフフ…

井上和彦みたいな声で)作画の質の違いが作品の質の本質的な違いでないことを証明してみせますよ」

 

(何かが乱平の顔面に飛んでくる)

 

乱平「痛ェ!!💢

 だれだ俺の顔にアンキモ投げつけた野郎は💢」

 

アンキモ!! アンキモ!!

 

乱平「なにこれこわい:(;゙゚'ω゚'):」

かみさまみならい ヒミツのここたま 第106回/アイカツスターズ! 第80回

出席者

 

 如月会長

 桐生乱平

 大豆生田はるか

 薬島誠

 

ヒミツのここたま

www.tv-tokyo.co.jp

 

 ・番組概要

かみさまみならい ヒミツのここたま【字】【デ】

にんきのスイーツポテトをかいにきたこころとひかりたち。ぎょうれつにならんでいると、まちきれなくなったモグタンとラキたまはこころのもとをとびだしてしまう!?

 

・番組詳細内容

番組内容

◆a『秋のスイーツクッキングだぐぅ』

手芸教室の帰りに人気のスイーツポテトを買いに来たこころとひかりたち。行列に並んでいる間、待ちきれないモグタンとラキたまはこころのもとを飛び出してしまい…!?

◆b『負けるな! ショコランシェ!!』

大好きなりのちゃんのため、ハッピースターを集めようと町へ出たショコランシェ。なかなかうまくいかないショコランシェのため、ライチとひかりも協力することにした。

 

出演者

【声の出演】

 四葉こころ:本渡楓

 ラキたま:潘めぐみ

 メロリー:豊崎愛生

 おシャキ:かかずゆみ

 ゲラチョ:愛河里花子

 キラリス:柚木涼香

 モグタン:村瀬迪与

 

原作脚本

【原案】BANDAI

 

【シリーズ構成】土屋理敬

【脚本】赤尾でこ

 

【キャラクターデザイン】大河しのぶ

 

監督・演出

【監督】新田典生

 

【音響監督】中島聡彦

 

音楽

【オープニング主題歌】

「ここたまハッピ~パラダイス!」

 うた:ERIKA

【エンディング主題歌】

「うたおう♪ここったまーち」

 うた:四葉こころwithここたま9+ライチ

 

【音楽】中西亮輔

【音楽制作】ランティス

(以下略)

※『Gガイド』の「番組内容」から引用

 

桐生乱平「こころちゃんの中の人、『出る』ようになりましたね」

薬島誠「そこそこ『出てる』ね」

如月会長「なにに『出てる』の?」

誠「深夜アニメに」

如月「( ´_ゝ`)フーン」

 

大豆生田はるか「あの、この、四葉こころ役の声優さんの名前って、『もとわたり かえで』って読むんでしょうか!?」

誠「ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、 『ほんど かえで(本渡楓』だよ」

如月(そうだったんだ……)

 

誠「えー昔伊藤かな恵という声優がいました」

乱平「言うと思った!!」

如月「勝手に『過去の人』扱いするのはどうなの!? ヽ(`Д´#)ノ」

誠「冗談ですよ冗談ww」

乱平「いやー冗談でも酷いなーいまのは。

 どうせ『伊藤かな恵は、当初はほぼしゅごキャラ! オンリーだったが、徐々に深夜のオタ向け枠にも進出するようになった』とか言いたいんでしょ!?」

誠「( ゚∀゚)・∵. ズボシッ!」

乱平「で、本渡楓伊藤かな恵を無理やり重ねてみたいと!!」

誠「( ゚∀゚)・∵. ズボシッ!」

乱平「どうも伊藤かな恵を学園祭に呼ぶより伊藤かな恵について誠さんが講演するほうが客が呼べそうですね……(´・ω・`)」

 

大豆生田「日が短くなりましたね」

如月「そうね、もう日没」

 

 オープニング&Aパート

乱平「OPの演出巧いなあ。広島先輩も来れば良かったのに」

大豆生田「あの……このアニメ、もちろん初めて見るんですけど……、『ここたま』って何ですか?

誠「。゚(゚^∀^゚)゚。ギャーハッハッハッハッハッハ モグタンが涙を出して喜んでいるww

如月「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン」

誠「ひぃ~ん」

如月「笑ってないで『モグタン』がどれか説明したら?」

 

乱平「えーっと、公式サイト確認してもいいんですけど、上半身が黄色くて全体的にぽっちゃり気味なのが『モグタン』です。

 で、いま、モグタンと一緒にスイーツポテトを食い荒らしてしまったのが『ラキたま』で、『ここたま』サイドの”主人公”だよ」

大豆生田「『ここたま』を当事者以外の人に見られたらだめなのね?」

乱平「そうね、だからこころやひかり(第2主人公)が外出する時は、こころのカバンとかに体を隠してる」

如月「小5なのに野菜にすごく苦手意識があるのね」

乱平「会長、そこですか……」

 

誠「結局スイーツポテトはどうなるんだ!?」

如月「モグタンの失望ぶりが可笑しいw」

乱平「可笑しいですねw」

大豆生田「笑えるww」

 

Bパート

大豆生田「『おともだち』ってまだあるんですね」

如月「女児アニメ追ってるとCMでよく観るのよね」

 

誠「あ、広橋涼だ!!

 会長、ショコランシェの声、広橋涼ですよ!!」

如月「しってた(*´ω`*)」

誠「よく食いっぱぐれないなあw もうアイカツスターズにも出ちゃえよw」

如月「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン」

 

乱平「でも確かに広橋涼アイカツスターズやプリパラに出たら面白いことになりますね」

大豆生田「なんでですか?」

如月「えー『カレイドスター』というアニメがありま」

誠「ストップストップ!!:(;゙゚'ω゚'): スナックワールド』が終わる時間までこの人話し続けちゃいますから!!

 

大豆生田「なんか不穏な展開になってきましたね」

乱平「DARKER THAN BLACK ここたま契約者

誠「つまらないオヤジギャグはやめようね💢」

 

誠「うーんでも、苗木野そらの時とは声の出し方が違いますね」

如月「そうね」

乱平「大豆生田、いま、魔法をかけているピンクのここたまが『メロリー』だ」

誠「結婚おめでとう!!」

大豆生田「? ( ^ー^)」

乱平「豊崎愛生はあくまでメロリーの声優だから!!(#゚Д゚)

 

アイカツスターズ!

www.tv-tokyo.co.jp

 

・番組概要

アイカツスターズ!「騎咲レイの誓い!」【字】【デ】

伝説のモデル『シューティングスター』であるレイが、新ブランドの発表会を行う。ブランクを抱えつつアイカツを再開するレイの想いは一つ。そのアツく偽りない想いとは?

 

・番組詳細内容

出演者

虹野ゆめ:富田美憂、桜庭ローラ:朝井彩加、七倉小春:山口愛、早乙女あこ:村上奈津実、香澄真昼:宮本侑芽、白銀リリィ:上田麗奈、二階堂ゆず:田所あずさ、エルザフォルテ:日笠陽子、花園きらら:江口梨子、騎咲レイ:藤原夏海、白鳥ひめ:津田美波、如月ツバサ:諸星すみれ、香澄夜空:大橋彩香

 

音楽

【オープニング】「Music of DREAM!!!」

作詞:唐沢美帆/作曲:南田健吾、蔦谷好位置/編曲:成瀬裕介(onetrap)/うた:せな・りえ・みき・かなfrom AIKATSU☆STARS!

 

【エンディング】「森のひかりのピルエット」作詞:辻純更/作曲・編曲:高橋邦幸(MONAKA)/うた:せな・るかfrom AIKATSU☆STARS!

 

番組概要

トップアイドルをめざしアイドル活動”アイカツ!”にはげむ少女たちのサクセスストーリー!アイドルの一番星に向かって、夢へのスタート!!

(以下略)

※『Gガイド』の「番組内容」から引用

 

如月「ここたまの感想は……」

大豆生田「『ここたま』が皆可愛かったです(*´ω`*)」

如月「よかった」

大豆生田「名前はモグタンとラキたまとメロリーしか覚えられなかったけど(*´ω`*)」

如月「致し方なし」

 

乱平「誠先輩、騎咲レイの声優の『藤原夏海』について詳細、わかりますか?」

誠「日ナレからアーツビジョンのルート通った子だねえ。

少年メイド』の主人公の小宮千尋がいまんとこ有名かなあ」

乱平「ほお、彼の声優だったんですか」

誠「さっき説明した本渡楓さんと同期らしいよ」

乱平「どこの?」

誠「たぶん養成所の、でしょ」

 

大豆生田「あの~、『ニチナレ』ってなんですか?」

誠「声優養成所の『日本ナレーション演技研究所』の略(『日ナレ』)だよ。

 そっかあ、日笠陽子(エルザフォルテ)の下につく役かぁ~!

 ちなみに、この朝からステーキを食ってる変な娘(エルザ)の声優の日笠陽子さんも、『日ナレ』の出身なんだよ」

大豆生田「すごーい、規模が大きい養成所なんですね!」

誠「うん、いろいろあったけどね」

大豆生田「?? ( ^_^)」

 

Aパート放映中

乱平「なるほど、『少年メイド』のあの子の役だったのだら、合点がいくな、レイみたいなボーイッシュなタイプ演るのは」

誠「少年役で伸びていくのかねえ?」

乱平「田村睦心コースですかw」

誠「そういうことw」

 

如月(なーんか上から目線ねえ……)

 

主要キャラの声優について

虹野ゆめ=富田美憂

誠「主演です。『ガヴリールドロップアウト』のガヴリールが有名かなあ。そういえばあれも主演でしたね」

小春=山口愛

誠「『NEW GAME!』のひふみんが有名ですね。もともと(劇団)ひまわりで子役をやっていたそうです」

ローラ=朝井彩加

誠「『響け! ユーフォニアム』だったり、『アイドルマスター シンデレラガールズ』の早坂美玲*1だったり、作品運に恵まれている印象がある人です。

 あ、本人の実力が足りないとかじゃあありませんよ」

あこ=村上奈津実

誠「この人は情報が足りないですね、あこ以外のレギュラーは持ってないみたいですね」

真昼=宮本侑芽

誠「元子役です。『GJ部』にレギュラー(天使恵)で出ていたとき高校生だったそうです。ちなみに『GJ部』の円盤のオーディオコメンタリーでは、荒川ちか(綺羅々・バーンシュタイン役)とともに、下野紘と対談していましたね」

 

大豆生田「……」

如月「……」

大豆生田「本編、終わっちゃいましたね……( ゚д゚)」

如月「そうね(・ω・`)」

 

*1:テレビアニメ版には未登場

キラキラ☆プリキュアアラモード 第38回

・出席者

 

 如月会長

 薬島誠

 桐生乱平

 大豆生田はるか

 

・番組概要

キラキラ☆プリキュアアラモード【デ】【字】

「ペコリン人間になっちゃったペコ~!」ルミエルの不思議な力で、人間に変身したペコリン。キラパティのお手伝いをしようと、ひとりで買い物に出かけるが…。

・番組詳細内容

◇番組内容

プリキュアシリーズ14作目は「スイーツ」×「アニマル」!

アニマルスイーツでデコレーション変身!

想いのつまったスイーツはわたしたちプリキュアが守ってみせる!!!

◇声の出演

キュアホイップ:美山加恋

キュアカスタード:福原遥

キュアジェラート村中知

キュアマカロン藤田咲

キュアショコラ:森なな子

キュアパルフェ水瀬いのり

ペコリン:かないみか

◇スタッフ

【脚本】犬飼和彦

【演出】芝田浩樹

◇音楽

・オープニングテーマ

『SHINE!! キラキラ☆プリキュアアラモード

歌:駒形友梨

 

・エンディングテーマ

『シュビドゥビ☆スイーツタイム』

歌:宮本佳那子

◇制作

ABC

ABCアニメーション

ADK

東映アニメーション

(以下略)

 

※以上、『Gガイド』の「番組内容」から引用 

 

大豆生田「美山加恋ちゃんや福原遥ちゃんがプリキュアの声優なんですね!! (@_@)」

誠「今までのプリキュアだったらあり得ないパターンだったんだ……」

乱平「そうですよね、上二人(=キャストの1番目と2番目)が『ほぼ外部』から来たのは記憶に無いですね」

キュアジェラート村中知
キュアマカロン藤田咲
キュアショコラ:森なな子
キュアパルフェ水瀬いのり

 誠「キュアジェラート村中知は、『ワールドトリガー』の主演声優。

 声ヲタが食いつきそうな名前は、一に水瀬いのり(キュアパルフェ)、ニに藤田咲(キュアマカロン)だよなあ」

大豆生田「あの、森なな子さん(キュアショコラ)ってどんな方ですか?」

乱平「元タカラジェンヌで声優に転向したひとだよ」

大豆生田「めずらし~い! そういう声優さんがいるんですね!!」

 

アバン

大豆生田「ペコリンかわいい……(*´ω`*)」

誠「かわいいなあ……(*´ω`*)」

 

大豆生田「あれ!? ペコリンが小さな子どもになっちゃいましたよ!? (;´Д`)」

誠「あんまりかわいくないなあ(´・ω・`)」

 

・オープニング

大豆生田「これ、ほとんど映画の宣伝じゃないですか」

乱平「プリキュアシリーズの劇場版シーズンはいつもこうだよ」

誠「そしてエンディングは……」

乱平「エンディングは……w」

大豆生田「なんですか? (@_@) わたし気になります

乱平「フルタマンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

Aパート

如月「なんかおジャ魔女どれみのハナちゃんを思い出すわね」

誠「ハナちゃんはもうちょっと可愛かった気がしますよw」

如月「そうね」

 

乱平「ペコリンがひとりで買い物行くのはまずくないか?」

誠「『はじめてのおつかい』みたいなハラハラ感があってええじゃないか」

乱平「また微妙に懐かしいテレビ番組の例を……」

 

乱平「スーパーの店員さん(*´Д`)ハァハァ」

誠「乱平の年上女性萌えが発動してしまったよ」

大豆生田(女子大生なんか眼中にないのかな……)

 

大豆生田「なんかツッパリみたいな敵が出てきましたよ!?」

乱平「アイキャッチがないのか、珍しいな」

如月(そういうところが気になるんだ……)

 

Bパート

誠「生奈は福岡でホークスの応援に行ったから仕方ないとして、剛はなんできょう欠席なんだろう」

如月「尿管結石で欠席だって

誠「なんですかそのダジャレみたいな理由は……(;´Д`)」

乱平「ここの挿入歌、面白いなあw」

 

大豆生田「なんかペコリンを中心にして『フルーツバスケット』やってるみたいですねw」

如月「漫画じゃない方の『フルーツバスケット』ねw」

乱平「いきなり敵が!」

誠「変身バンクキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

如月「今回は8時50分超えなかったねw」

乱平「そうですねw」

 

大豆生田「なんですかこのツッパリ!? すごく強いですよ💢」

乱平(大豆生田が半ばプリキュアに感情移入してる……)

 

誠「ペコリンが!」

如月「ヤヴァイ」

 

大豆生田「ペコリンが……(((((((( ;゚Д゚))))))))」

乱平「だいじょうぶだよ、デジモンアドベンチャーのパタモンみたいなことにはならないから

誠(またすごく微妙な喩えを……)

 

・ペコリンの必死の防御が後押しして、プリキュアは勝利した

 

大豆生田「『人間に戻られなくなった』だけならよかった(*´ω`*)」

乱平「デジモンアドベンチャーだったらデジタマに戻ってた

誠「だからさっきからその微妙な喩えはなんなんだよ!! (#゚Д゚)

 

如月「あれ、最後のカットが意味深だったわね」

 

エンディング

如月「あら、Gガイド『番組内容』の記述が間違っているわね」

・エンディングテーマ
『シュビドゥビ☆スイーツタイム』
歌:宮本佳那子

 如月「エンディングテーマが変わったから、

・エンディングテーマ
『トレビアンサンブル!!』
歌:駒形友梨、宮本佳那子

  本来はこうすべきだったのね」

 

大豆生田「エンディングも映画の宣伝なんですね! 変わってる!」

乱平・誠「しまった……! :(;゙゚'ω゚'):」

大豆生田「えっ??」

誠「そしてエンディングは……」

乱平「エンディングは……w」

大豆生田「なんですか? (@_@) わたし気になります

乱平「エンディング映像はね、普段は、一味違う趣向を凝らした映像になっているんだよ」 

大豆生田「えっ、ますますわたし気になります!

乱平(なんか大豆生田って千反田えるにどことなく似てるよな)

誠「バーバー桐生wwwww」

桐生乱平「仮面ライダーの話はNGで💢 (#゚Д゚)

魔法使いの嫁 第3回

 「アニメを考える会」アニメ実況部屋

ふぇぶらり「いるー?」

ポイズン「ノ」

赤ヘル「ノシ」

ナマナ「いる」

 

・ふぇぶらり さんが、Beans さんを、グループに招待しました

Beans「あの……こんばんわ(笑)」

ポイズン「可愛いなあ(*´ω`*)」

ナマナ「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン」

赤ヘル「ところで乱太郎は?」

ふぇぶらり「みんな、乱太郎くんがinするまでに、さっきうpした『番組内容の引用』に目を通しておいてね」

 ・番組概要
魔法使いの嫁 第3話「(サブタイトルが長すぎるので省略)」
教会の命を受け、エリアスを監視する聖職者サイモン。彼はエリアスたちに、3つの案件を伝える。
そのひとつを解決するため、最果ての地に赴いたチセとエリアス…。


・番組詳細内容
番組内容
この出会いが、世界を変える。
羽鳥チセは15歳の少女。
彼女は帰れる場所も、生きる理由も、そのための術も、何も持ち合わせていない。
ただひとつ、生まれ持った特別な力を除いて。
そんなチセを弟子として、そして将来の花嫁として迎え入れたのは、異形の魔法使い・エリアス。
悠久の時を生きる魔法使いの暮しの中で、チセは大切な何かを少しずつ取り戻していく…。

出演者
(羽鳥チセ)種崎敦美
(エリアス)竹内良太
(ルツ)内山昂輝
(シルキー)遠藤綾
(アンジェリカ)甲斐田裕子
(サイモン)森川智之
(セス)諏訪部順一
(リンデル)浪川大輔
(ミハイル・レンフレッド )日野聡
(アリス)田村睦心
(ティターニア)大原さやか
(オベロン)山口勝平
(カルタフィルス)村瀬歩

スタッフ
【原作】ヤマザキコレマッグガーデン刊)
【シリーズ構成/監督】長沼範裕
【脚本】高羽彩
【キャラクターデザイン】加藤寛崇
CGIディレクター】須貝真也
【音楽】松本淳一
【アニメーション制作】WIT STUDIO

音楽
【オープニングテーマ】
『Here』/JUNNA
【エンディングテーマ】
『環-cycle』/糸寄はな
※以上、『Gガイド』の「番組内容」画面より引用

ポイズン「種崎敦美が主演ですか……。

となりの怪物くん』から、5年経ってしまった」

ナマナ「みんな『となりの怪物くん』で知ったと思うけど?」

ポイズン「ところで、このあたりの声優、しぶとく生き残ってますよね」

(シルキー)遠藤綾
(アンジェリカ)甲斐田裕子

ナマナ「ずいぶんと失礼な言い方ね」

ポイズン「まぁ、つぶしがきくタイプだとは前から思ってた」

ふぇぶらり「それだけスタッフに信頼されているってことね」

ポイズン「まぁ、そうでしょうね」

 

ポイズン「ところで、ナマナさんは、このアニメをずっと観続けるつもりなん?」

ナマナ「それは今回次第ね。

 あまりにも萌えに寄ってたら次回からこの時間はいないと思う」

赤ヘル「おれは、WITSTUDIOが制作のアニメは原則として必ず観るようにしてるから、次回以降も来るよ」

ナマナ「赤ヘル軍団は残念でしたねえ」

赤ヘル「わざわざ新幹線でマツダ(球場)まで行ったのに…

 ( ;∀;)」

Beans「えーと、『赤ヘル』さんが、広島(剛)さんのハンドルネームでいいんですよね?」

赤ヘル「そうよ」

Beans「本当に新幹線で広島まで行ってきたんですか!?

 すご~い(゚∀゚)」

赤ヘル「負けちゃったけどさ」

Beans「でもカープが『優勝』したことに変わりはないですよぉ」

赤ヘル「ありがとうw」

 

乱太郎「こんびんびん~」

ナマナ「その登場の仕方は!」

ポイズン「乱太郎! てめえ、またペプシストロングショットぶち込んで来やがったな?」

乱太郎「今夜は特別にユンケル~

赤ヘル「ダメだコイツはやくなんとかしないと」

 

Beans「あの~、桐生くんが、『乱太郎』くんですよね?」

ふぇぶらり「そうよ」

Beans「なにか彼に変調でも!?(;´Д`)」

ふぇぶらり「変調というかね~w

 乱太郎はね、カフェインをぶち込んでから、この『アニメ実況部屋』に来るのよ」

ポイズン「Beansよ、『ご注文はうさぎですか?』ってアニメ知ってるか?」

Beans「知りません♪」

ポイズン「まあそうだよな」

ナマナ「ちゃんと説明しないと。

 あのね、『ご注文はうさぎですか?』に、『シャロ』ちゃんっていう貧乏な女の子が出てきてね。

 シャロちゃんは、コーヒーを飲んじゃうと酔っ払った状態になってしまうのよ」

Beans「えーっと、カフェインをとると、人が変わる、ってことですか?」

ナマナ「ビンゴ! (゚∀゚)」

 

赤ヘル「あああ、放送が始まっちゃった」

 

・オープニング

ふぇぶらり「アバンはないのね」

ナマナ「萌え豚好みの絵じゃないですね。これは観続けるかな」

ポイズン「おい、提供に『新潟市』がいるぞww」

赤ヘル新潟県公認アニメですかw」

乱太郎「フライングドッグだからナマナさんと相性はよくなりますね~

ナマナ「ほら、実況部屋で乱太郎は、ずっとこんな感じなの」

乱太郎「ナカタケ~~放送落としたら~~承知しないぞ~

 

・Aパート

Beans「あの、『ナカタケ』って誰のことですか?」

ふぇぶらり「WITSTUDIOのプロデューサーの中武哲也さんのことね」

赤ヘル「こいつはいつもこんな調子でスタッフに無礼な口をきくんだよ、この部屋、この時間だけ--」

ポイズン「WITは今期『鬼灯の冷徹』2期も回してるんだよな?」

赤ヘル「そうね」

乱太郎「こら~タネアツ~~しゃんと喋らんかい💢」

ポイズン「黙れ乱太郎!!(#゚Д゚)

Beans「えーっと、『タネアツ』とは??(@_@;)」

ポイズン「種崎敦美を略して『タネアツ』って呼んでるんだよ。

 こいつは、この部屋、この時間だけは、声優に対しても無礼な口ききやがるんだ」

赤ヘル「おい、今さっき『漫符』入ったぞ」

ポイズン「シリアス一辺倒じゃないんだな」

Beans「あの、『漫符』って、なんですか??」

乱太郎「『サトジュン きんぎょ注意報!』でググレカス

ナマナ「コラコラコラコラ~ッ!(`o´) 『ググレカス』はないでしょう、『ググレカス』は💢」

Beans「ヽ(;゚д゚)ノ ビクッ!!」

 

ポイズン「でも、『漫符』を口で説明するのって、ほんとしんどいんですよね」

ふぇぶらり「そうね。『漫符』が、直感的なものだから」

赤ヘル新潟市のCMキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!」

ポイズン「このアニメ関係ないやん!」

ふぇぶらり「しかも、原作者の出身地は、北海道らしく……」

ナマナ「まぁ、おなじ雪国だから、多少はね?」

 

・Bパート

Beans「この子(チセ)、学校の屋上から飛び降りたんですか!?」

ふぇぶらり「まぁ、飛び降りようとしたら、別の世界に来ちゃった、的パターンでしょう」

赤ヘル「このカット(チセが陽の光をモンスターとともに観るカット)は美しいな~」

 

・チセが陽光に魅せられるシークエンス

 

Beans「すごくロマンティックで感動的なシーンでしたね!」

乱太郎「ナカタケならこんなのほんの朝飯前よ

赤ヘルお前は黙ってろ!!

 

ナマナ「でもさ、WITみたいな制作会社が存在してくれて良かったよね」

赤ヘル「うん、さっきみたいなシーンを、Beansがどんどん観てくれれば、『日本のアニメって凄い!』って、言ってくれるだろうね」

Beans「もうすでに『日本のアニメ凄い!』って思い始めてます!

 (*´ω`*)」

ふぇぶらり「Beansの すごい 感動」

ポイズン「毎回必ず会長はカレイドスターネタを出してくる…」

 

赤ヘル「あれ? チセちゃんがぶっ倒れて終わっちゃったよ」

 

・エンディング

Beans「あっという間でしたね! 楽しかったです(*´ω`*)」

赤ヘル「しっかしこのEDは『LAST EXILE』っぽいなあw」

乱太郎「やっぱりGONZOがナンバーワン! やっぱりGONZOがナンバー

赤ヘル黙れ落第忍者!!

 

Beans「(CMを観て)あ、このアニメは知ってます!」

ポイズン「コードギアスか……さすがにこのレベルの知名度になると格が違うんだろうか…(-_-;)