【アニ考2018総集編】2月28日「オリジナルアニメとは何ぞや?」(ディレクターズカット)
1970年代後半に始まったオリジナル要素が主体のテレビアニメについて
1975年
- 勇者ライディーン(原作:鈴木良武)
- ラ・セーヌの星(原作:エムケイ=金子満)
- ドン・チャック物語(原作:小泉志津男、成田マキホ)
- 宇宙の騎士テッカマン(原作:竜の子プロ企画室)
- わんぱく大昔クムクム(原作:安彦良和)
- タイムボカン(原作:タツノコプロ企画室)
- アンデス少年ペペロの冒険(原案:高橋澄夫、小野達也)
- 一休さん
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ふぇぶらり:雑じゃないですか?
管理人:なにが
ふぇぶらり:「オリジナル要素が主体」っていう曖昧な表現とか
管理人:いや~僕も悩んだんだよ、とりあえず、「文学や漫画が原作になっているテレビアニメ」は除外してあるんだが
ふぇぶらり:でも「文学や漫画が原作になっているテレビアニメ」だって「脚色」してあるでしょう
管理人:うん、悩んだ悩んだ
ふぇぶらり:じゃあタイトルを変えましょう
管理人:どういうのに
ふぇぶらり:「原作に依拠しない」とか
管理人:『鋼鉄ジーグ』と『グレンダイザー』どうすんの
ふぇぶらり:ふええ……
管理人:∩(・∀・)∩ モウ オテアゲダネ
ふぇぶらり:いや、もうちょっと粘りましょうよ
管理人:お餅じゃないんだからw
ふぇぶらり:(-_-;)
後日談的なコメンタリー
名誉会長・宇野如月(うのきさらぎ)「ばるとさん、このころはばるとさんのなかでも、『オリジナルアニメ』っていう概念が、まだ固まってなかったんじゃないですか?」
管理人・ばると「『なんとかして「オリジナルアニメ」のカタカナ8文字に変わる概念をひねり出せないか』。これがぼくの2018年の『苦闘』だった」
宇野如月「まどろっこしいですよ、そんな言い方じゃあ」
ばると「『オリジナルアニメ』っていう言葉の響きがいやだったのね」
如月「それ、自分勝手すぎますよね。
それで自分の脳内では、オリジナルアニメのことを『自力(じりき)アニメ』、原作付きアニメのほうは、『アニメが原作に他力本願だから』って 『他力(たりき)』と呼んでいたり……。
ひどすぎませんか?」
ばると「なんできみぼくの脳内が読めるの」
如月「それはあなたのノートが流出したからです」
ばると「あのねー、『自力(じりき)』にもいろんな脚質(きゃくしつ)があるんだよ」
如月「脚質!? べつのブログでやってくださいよ」
ばると「たしかに。
でも、純然たる『自力アニメ』もあれば、純然たらざる『自力アニメ』もあるんだよねえ。
たとえば、『カレイドスター』は純然たる自力アニメだけど、『デジモンアドベンチャー』はいちおう『デジタルモンスター』や『デジヴァイス』っていう玩具(おもちゃ)を依り代(よりしろ)……原案、にしてるから、『半・自力アニメ』って言ったほうがいい気はするよね」
如月「ホビロン。」
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