死ぬまでオタク

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【平成アニメ】『らんま1/2』前史 水曜夜に形成されていた『高橋留美子枠』

 テレビアニメ『らんま1/2(らんまにぶんのいち)』は、1989年4月15日、フジテレビの土曜19時30分枠において、全国ネット番組として放映開始された。

 フジテレビでは、1980年代にすでに、『うる星やつら』と『めぞん一刻』という、『らんま1/2』と同じ原作者の高橋留美子が描いた漫画が原作のテレビアニメが放映ずみであった。

 

 

うる星やつら』の後番組が『めぞん一刻』で、枠は(前番組―後番組関係なのだから当然だが、)同じ水曜19時30分枠。『うる星やつら』の放映開始が1981年10月であり、『めぞん一刻』の放映終了が1988年3月であるから、およそ6年半にわたって、

 

  • 同一作者の漫画原作アニメ

が、

  • 同じキー局の同じ曜日の同じ時刻

から、放映されていたことになる。

 

 80年代フジテレビの『高橋留美子枠』は、6年半継続された。

 

 打ち切りによる「途切れ」がなく、水曜のゴールデンタイムで『留美子枠』が6年半も続くことが出来たことについては、

 

  1. 視聴率がよかった
  2. 視聴率はよかったのは、30分前に『Dr.スランプ アラレちゃん』と『ドラゴンボール』が編成されていることの貢献が大きかった

……というようなことが要因として挙げられる。

 

(なお、放映枠のことに関しては、ばるとさんと乱平、そしてテレビ研究家の京王閣さんに教えられることが多かった。)

 (セイナ=オオノ)