ぼくはどのようにして『学園戦記ムリョウ』と出会ったのか

 

 

 

管理人様の手記

 

 2001年5月8日放映開始らしい。2001年の4月に地元の中学校に入った。小学校以来のメンツに加え、他の小学校の生徒が合流する。だが、ぼくが出た小学校は、その自治体のなかで、突き抜けて児童数が多かった。なので、中学校に上がったといっても、見知った顔が多かった。心機一転という気分はまったくなかった。

 

 ぼくは、中学校に上がって早々、膵臓の病気で入院する羽目になった。症状は軽く、短期で退院した。2001年5月8日といえば、たぶん、退院してすぐのときだったはずだ。退院してから程なくして、学園戦記ムリョウという作品は世に出たらしい。

 

 初回から『学園戦記ムリョウ』を観たわけではなかった。そもそも、そんなアニメが存在していることを、知らなかった。『ムリョウ』の最初の放映枠であった、平日夕方時代の衛星アニメ劇場は、比較的よく観ていた。でも、中学生になって、少し忙しさが増した。

 

 部活動を始めなければならなかった。ぼくの中学校は、全校生徒が何らかの部活動に入っていなければならなかった。ぼくは親父に「絶対に運動部に入れ」と言われていた。しかし、運動部に入るにしても、田舎町ゆえ、選択肢は少なかった。けっきょく、スイミングと同じ個人競技である陸上部に入った。

 

 特殊な事情があった。ぼくは中学校に上がってからも、スイミングスクールに通い続けていた。つまり、スイミングと部活動を掛け持ちしなければならない。スイミングのある日は、陸上部を休まなければならない。まず最初に、顧問の先生や3年の部長に、事情を説明しなければならなかった。ぼくは元来人見知りで、3年生でしかも異性である部長さんに、事情を説明することすら、ものすごい勇気が必要だった。なかなか事情が言い出せず、部長さんには怒られたし、顧問の先生に事情をカミングアウトすることもまた、絶望的なレベルの勇気が必要だった。

 

 そうして、陸上部とスイミングスクールを掛け持ちすることになった。火曜日は、スイミングの練習がない曜日だった。スイミングの練習がないおかげで、『学園戦記ムリョウ』と、ぼくは出会うことができた。陸上部が終わって下校すると、ちょうど『学園戦記ムリョウ』がやる時間なのである。

 

たしかに中学生になって、忙しくはなった。でも、火曜日の『衛星アニメ劇場と、金曜日の『金曜アニメ館』を観るぐらいの余裕はあった。

 

桐生乱平「なんですかこれは。あなたの自伝ですか?」

管理人様「どこか、おかしいところでも?」

 

管理人様の解説

↑の手記。

 

【第1段落】最初に学園戦記ムリョウの放映開始時期を示し、ムリョウの初回放映が中学校入学とほとんど変わらないことを示し、 中学校に入学するということにさほど感慨を持たなかったことを示す。

 

桐生乱平「おかしいだろ💢」

管理人様「エッどこが」

 

乱平「『ムリョウの初回放映が中学校入学とほとんど変わらないこと』と、『中学校に入学するということにさほど感慨を持たなかったこと』が、どう繋がってるの!?

 

【第2段落】中学校に入ってすぐ、膵臓の病気で入院したことを振り返り、そういえば、ムリョウの初回放映日である5月8日って、退院してすぐだったなあ~と思い返す。

 

【第3段落】初回から学園戦記ムリョウを観たわけではないことを打ち明ける。そもそも、当初はムリョウというアニメの存在を知らなかった。ムリョウの放映枠だった「衛星アニメ劇場」は、小学生時代はよく観ていたが、中学生になって、忙しさが増したので、観る機会が減っていた。

 

【第4段落】忙しさの原因のひとつに部活動があった。ぼくの中学校は、全校生徒が何らかの部活に入っていなければならないうえに、父親からは、絶対に運動部に入らなければならないと言われていた。ぼくは陸上部に入部した。

 

【第5段落】中学校に入ってからもスイミングに通っていたので、スイミングの練習で陸上部の練習を休まないといけない日が出てきた。その事情を、3年の部長や部活の顧問に打ち明けるのに、たまらなく勇気が要った。

 

【第6段落】ムリョウの放映日である火曜日はスイミングがなく、陸上部の練習も比較的早く終わったので、ムリョウの放送をリアルタイムで観ることができた。ムリョウと出会ったのは偶然的だった。ぼくは運が良かったのかもしれない。

 

【第7段落】中学生になって忙しくなったものの、火曜日の「衛星アニメ劇場」と金曜日の「金曜アニメ館」というアニメ情報番組を観るぐらいの余裕はあった。どちらもNHK衛星第2テレビの番組であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

乱平「大豆生田、アイスクリーム食いに行こう

大豆生田はるか「えっ、管理人さんと話してたんじゃなかったの?」