【妹よ】『刀使ノ巫女』第一回あらすじ説明チャレンジ
ばると「あさみ」
麻沙美「(一切ばるとに顔を向けず)……」
ばると「おい、あさみ」
麻沙美(ばるとに目もくれずスマホをポチポチいじっている)
ばると「『刀使ノ巫女(とじのみこ)』ってアニメがあるんだ。
岐阜県に美濃関学院っていう女子校があって、仲の良いふたりの中学二年生の女の子がいた。
衛藤可奈美。元気で明るい性格の女の子。
柳瀬舞衣。長い髪で、ポニーテール風って言えばいいのかな、束ねていて、優しそうな性格のお嬢様タイプで、胸が大きい」
麻沙美「キモい。イヤらしい」
ばると「可奈美と舞衣は親友なんだけど、剣術大会の決勝戦で戦う。実力は可奈美のほうが上だ。可奈美が優勝、舞衣が準優勝で、ふたりは美濃関学院の代表として『御前試合』に出ることになる。御前試合の会場は鎌倉なので、ふたりは新幹線に乗って東へ向かうんだ」
麻沙美「(テレビ画面から目を離さずに)岐阜県に新幹線なんか停車するっけ」
ばると「もちろん、のぞみはとまらないよ。各駅停車の新幹線だな」
麻沙美「説明が下手。御前試合っていったいなんなの?!」
ばると「剣術の全国大会みたいなもんだよ」
麻沙美「だれの御前で試合するっていうの」
ばると「折神紫っていう総元締めのねーちゃんがいるんだよ。声優が瀬戸麻沙美っていう人で、おまえと下の名前がまったく一緒なんだ」
麻沙美「そんなのどうでもいいけど、いったいなんの総元締めなの?!」
ばると「それは……
(絶句)」