死ぬまでオタク

(基本的に)テレビとアニメしか観ません

【平成主題歌】テレビアニメ『犬夜叉』の主題歌について整理してみる

 

 

 アニメ本編を観ていなくて、そのくせ、オープニングテーマとエンディングテーマだけ知っている……そういうアニメ作品が、おびただしく多いのが、わたしの限界だ。

 

 わたしは1998年2月5日生まれ。なので、『犬夜叉』が放映開始したとき、2歳児で、幼稚園にも入っていなかったはずだ。
 だから、いわゆる、(デジタル制作でないという意味合いでの)『アナログ制作』時代の犬夜叉、ほとんど記憶にない。
 それに加えて、『犬夜叉』は読売テレビ系、ということは、日テレ系列のアニメであり、ということは、わたしは、生奈さんと同じく福岡県出身だから、FBS(福岡放送)の月曜19時に、『犬夜叉』の放映枠はあったはず。なので、裏番組が強いのだ。


 たとえば、TBS系列のRKB(RKB毎日放送)では、『犬夜叉』の裏で、『関口宏東京フレンドパーク』という、高視聴率番組が待ち構えており、じっさい、夕ご飯を家族みんなで食べるときは、『東京フレンドパーク』を観ながら――というのが多かったと思う。

 
 アニメ好きのかたに向かって、こんなことを書いたら、怒られるかもしれないが、犬夜叉と『名探偵コナン』がやっていた時間帯、つまり平日の19時台に、ごはんを食べながらFBSにチャンネルを回すと、食卓が気まずくなったんだろうなぁと、今振り返れば思う(^_^;)

 

 ゴールデンタイムでの放映は、2004年9月で終わりだったらしく、ちょうどその年度に、わたしは小学校に入学していて、そのころの『コナン』の記憶は、うっすらと残っているけど、『犬夜叉』の後番だった『ブラック・ジャック』のほうが、観た回数は多いと思う、残念ながら。

 

(ちなみに『ブラック・ジャック』のオープニングテーマである、Janne Da Arcの『月光花』は、タイアップ色の強さとは裏腹に、とてもいいアニメ主題歌で、作品の雰囲気にマッチしているのはもちろん、アニメだけの歌詞が作られたという事実が、何よりも素晴らしいーーそう思う。)

 

 

 なんでじゃあ『犬夜叉』の主題歌を取り上げるの? と思うかもしれない。ゴールデンタイム版『犬夜叉』には、オープニングテーマが6つ、エンディングテーマが8つもある。わたしが、ぜんぶの楽曲について語る――なんてのは、とうぜん、無理なことであって、ぜんぶの曲を網羅できたら、確実に1冊の書籍が出来上がるだろう。

 


・オープニング→『CHANGE THE WORLD』(V6)、『I am』(hitomi)
・エンディング→『深い森』(Do As Infinity)、『Dearest』(浜崎あゆみ

 

――という風に、アニメソングとしても人気が今でも高く、しかも当時、世間的にも超・一線級の流行ミュージシャンだった人による楽曲が多い。 

 とくに、主題歌を担当したミュージシャンのネームバリューが、えげつなくて、

 

オープニング:

エンディング:

 

 よくもこんなビッグネームばかり、アニメ主題歌に起用できたなと思うが、今も「情勢」は、そんなに変わっていないのかもしれない。

 

 それで、わたしが、いま、いちばん興味のある『犬夜叉』のテーマソングは、Every Little Thingの『Grip!』というオープニングテーマで、いちばんわたしが端末で多く再生している『犬夜叉』のテーマソングなのだけれど、文字数が多くなってきたので、『Grip!』の話は、次にしたいと思う。

 

(おおやま るみ)