『新ど根性ガエル』(1981年)
・某アニメを観ながら
ばると「(佐倉)綾音!!
コラ、綾音、コラ!!!!!! おい綾音えええええええぇ!!!!!!」
桐生乱平「( ゚д゚)」
乱平「ーーあたま、大丈夫ですか?
PCの画面に向かって、
手で丸めた新聞を振りかざしながら、
声優の下の名前をひたすら絶叫する。」
京王閣「いや~今のばるとさんは、さながら競馬ファンのオッサンみたいだなw」
乱平「どんな競馬ファンですかそれ?
テレビはアニメしか観ないから競馬中継も観たことないんですよ、ぼく」
乱平「名前のごとく……」
京王閣「競馬場に来てもレースをモニター画面で観ているオッサンって多いんですよ」
乱平「それ、競馬場行く意味あるんですか?」
京王閣「(スルーして)で、そういうオッサンは、まさに今のばるとさんみたいに、モニター画面で走ってる馬に向かって、新聞を振り上げながら怒号を発するんですよ」
乱平「ばるとさんは佐倉綾音に怒号を浴びせていたのか……彼女もかわいそうに」
京王閣「そうそう」
乱平「まだなにかあるんですか?」
京王閣「馬券買うオッサンはね、馬の名前なんかいちいち覚えてないんです」
乱平「は!?」
京王閣「馬の名前を叫ぶ代わりに、騎手の名前を叫ぶんですよ」
乱平「どうして・・・・・・」
ばると「知らないよ!」
乱平「いやアンタに訊いてないよ!!」
京王閣「ばるとさん情報!」
乱平「いきなり何ッ!?」
京王閣「ばるとさんは、かつて、とあるレースで、池添謙一という騎手の名字を50回以上絶叫したことがあるらしいです」
再現VTR
池添!!!!!!! 池添!!!!!!!!!池添!!!!!!!!
池添池添池添!!!!!!!(以下無限ループ)
池添ええええええええええエエエpmrq343ct2おyx
(失神)
乱平「え、失神……?」
京王閣「まさに競馬場のモニターの前で失神して担架で運ばれたとかーー」
乱平「ばるとさん、あんた、(話を)盛ってるだろ」
ばると「(いつもの通り話題を逸らし)ま、声優の名前をモニター画面に向かって絶叫するのは、そういうわけなんです」
乱平「どういうわけなんだよ💢」
京王閣(さしずめ騎手が声優だと……酷いな、しかし(^_^;))
ばると「俺は絶対に『あやねる』と呼ばない。
『あやねる』と口に出して言うくらいなら、100回『綾音』と言い続けるから」
乱平「いやだれもあんたのそういうポリシー尊重しないから」
ここから本題
乱平「で……『新』ど根性ガエルですか」
京王閣「『新』じゃない『ど根性ガエル』の夕方の再放送が、歴史的な高視聴率を取ったことがあるようで。そのときの放送局は、たしか日テレでした。
まぁそれとこれとの因果関係は判然としませんけどね」
ばると「えーっと、『ど根性ガエル』の、原作漫画も含めての、ギャグあるいはコメディ作品としての『懐の深さ』を語ってもいいんだけど、そっちの方向に行くと、どうしても、70年代前半の、『新』じゃない『ど根性ガエル』のほうに比重がかかっちゃうから」
乱平「から?」
ばると「とんねるずの話しよう」
乱平「いや、主題歌とんねるずが歌ってるのは知ってる、でもなんか論点がズレてるだろ、それは」
ばると「・・・・・・日テレととんねるずといえば、あれだ、あれ」
京王閣「まさか……」
ばると『ゴゴゴゴゴ』
乱平「(゚Д゚)ハァ? ナンジャコレ」
ばると「生ダラ。
京王閣「やっぱり! ( ;∀;)」
乱平「?????????」
ばると(フフフ・・・
乱平を置いてけぼりにする作戦、成功!)
・お前らアニメの話しろよ!!!!!!