死ぬまでオタク

(基本的に)テレビとアニメしか観ません

『今度TARITARI観せて』

夜になり──

 

乱平「おまえ晩ごはんのアテはあんの」

大豆生田「実はないんだ」

乱平「しかたないなラーメンでも食いに行くか」

大豆生田「(っ'ヮ'c)」

 

乱平と大豆生田はラーメンを食べた

 

大豆生田「乱平くん、コーヒー飲みたい(っ'ヮ'c)」

乱平「腹壊さないか……(-_-;)」

 

ふたりは某カフェに行った

 

 

 

大豆生田「『タリタリ』ってアニメはとても人気があるのね、センパイ方みんな知ってた」

乱平「つっても世間の評価はバラバラだよ、『全然』っていう人もいれば、ばるとみたいに中毒みたいにハマってしまう人も──」

大豆生田「ひとまわり歳上の人を呼び捨てするのは良くないよ( ̄▽ ̄;)」

 

乱平「互いの違いを認められんヤツもいるんだよなあ」

大豆生田「?」

乱平「互いのアニメの好みが違うのは当たり前じゃん。

 

TARITARIにしたってそうなんだよ、『全然』って言うやつがいて当然なんだよ。

 

それを、『コイツがTARITARIを全然評価しないのは断固認められない』とイキがるやつが出てくるから、無用な争いが──」

 

大豆生田「身に覚えがあるの?( ̄▽ ̄;)」

乱平「でも、人は1人1人違うんだから、例えば自分が『カレイドスター』が『好き』でも、相手は『カレイドスター』が『嫌い』っていうのは、それは当たり前じゃん?」

大豆生田「なんでカレイドスターを例に出したのw」

乱平「過激な例を選んだ」

大豆生田「え」

 

 

大豆生田「でもさあ」

乱平「えっ」

大豆生田「自分が『このアニメが好き!』っていう思いがあるなら、ほかの人にもそのアニメを好きになってほしいと思うでしょ?」

乱平「そりゃそうだよ。オタクはそうやって作品を好きになってもらうように布教するものだよ。

でも、現実は、好き嫌いは人それぞれなんだよ……」

大豆生田「でも、ひとりでも多くの人が、自分が好きなアニメが好きだったら、嬉しいじゃん。

そう『願う』こと、『わたしのほかにもこのアニメを大好きなひとがきっといる!!』と『信じる』こと、それは自由なんじゃない?

乱平「ムッ…(´ヮ`;)」

 

大豆生田「なんというか、乱平くんは、アニメに対して達観しすぎなんだよね(^ワ^=)」

乱平「ぐっ……(手の甲が汗ばむ)」

 

 

意味深に微笑む大豆生田。

 

乱平「な…なんだよ」

大豆生田「なんでもなーい」

 

 

大豆生田「ねえ(少し身を乗り出して)」

乱平「だからなんなんですか」

大豆生田「乱平くん……

 

 

 

 

 

 

 

今度、TARITARI観せて(≧▽≦)」