カレイドスター 第4回 『がんばれば すごい チャンス』
「がんばれば すごい チャンス」
初回放映日:2003年5月1日
桐生乱平「だれとだれが『対立』していて『和解』するのか、に注目しながら観てください」
大野生奈「なんで乱平が仕切ってんの」
薬島誠「カレイドスターは、会長案件でしたよね?」
宇野如月「いや、わたしは、元会長だから」
広島剛「そうえいば、会長は、卒業したんですか?」
如月(元会長)「やだなぁ~w 元会長だから~ww いまは会長じゃないよ~~wwww」
広島剛「(゜o゜;」
大野生奈「ってことは・・・」
誠「そうだよ、順番的に、生奈が次の会長だよ」
生奈「わたしが!? (;´Д`)」
乱平(そういえば、カレイドスターも、「順番の話」だったなあ)
乱平「まぁ会の人事調整は後回しにするとして、カレイドスター4話の映像を流しますよ」
如月「カレ4ね」
乱平「(; ゚Д゚)ハァ?」
如月「カレイドスターの4話を略してカレ4」
乱平「クラシック音楽ですか・・・? また管理人さんに吹き込まれたんでしょう(-_-;)」
本編終了
大豆生田はるか「えーっと、マリオンちゃんっていう女の子と、主人公の娘(苗木野そら)が『対立』してたんですかね(^_^;)」
乱平「フッ・・・甘いな」
大豆生田「えっ」
生奈「マリオンとそらの対立だけじゃなかったでしょう? 順を追って観ていけば、もうちょいと複雑な対立の図式になってるのが見えてくると思うよ」
大豆生田「えーと・・・(^_^;)」
乱平「先輩、いまの大豆生田にそれを求めるのは酷です。とりあえず、本編の流れを、もう一回再生し直して振り返っていきましょう」
「がんばれば すごい チャンス」の流れ
1 マリオンとそらの対立
マリオン・ベニーニの初登場シーン。そして苗木野そらとマリオンの出会い。ほぼ一方的にマリオンに詰(なじ)られるそら。本編映像ではAパートのアバン。
2 ミアとレイラの対立
この回は、常識的に考えれば、マリオンの初登場回であると同時に、ミア・ギエムの回。
『シンデレラ』の魔法使いに選ばれたミアは、レイラと特訓するが、レイラのトランポリン技術についていけず、レイラに「ほかの適任者を探すか、『シンデレラ』の公演を中止させる」と最後通牒を突きつけられる。
※補足 レイラが立ち去った後、シャーロット&ジュリーや、他の出演者から嘲笑(あざわら)われるような描写があるが、これはあくまでミアの視点。
3 マリオンとミア(・そら・アンナ)の対立
頑張っても頑張っても能力がレイラについていけないミア。歯がゆい気持ちで「だって、出来ないんだもん!」と自暴自棄になりかけるが、そこにマリオンが現れ、「そんなんであきらめるなんて3流だよ」と、ミアを挑発する。
4、5、6 そらとミアとアンナの対立&マリオンとそら・ミア・アンナの対立&ミアとレイラの対立
Bパート突入。
「そらとアンナが魔法使い役に加わり、3人の魔法使いで『トリプルイリュージョン』を作り出す」という案を、ミアが思いつく。そらとアンナも賛同し、オーナーのカロスに持ちかけると、「3日後に完成させられなければ、レイラの意向通り『シンデレラ』の公演を中止する」という条件付きで同意を得る。
さっそく、そら・ミア・アンナは『トリプルイリュージョン』の特訓に入るが、何度やっても完成させることができない。3人共その責任を「自分のせい」にするが、マリオンに「足を引っ張り合っているだけ」と喝破される。挙げ句に、稽古場にレイラが現れ、ミアを引き抜いて、シャーロット&ジュリーとともに魔法使いを組ませることを要求する。ミアは戸惑うが、そらとアンナはそっと身を引いてしまう。
7 マリオンとそらの「和解」
意気消沈するそらのもとに、マリオンの父親である大道具担当のジャン・ベニーニ(※超有能)が現れ、マリオンの過去を話す。マリオンの性格がひねくれてしまったのは、亡き母であるシンシアの事故死にまつわるものであった。
事情を聞かされたそらは、単独でトランポリンを猛特訓する。その様子を垣間見たマリオンは、懸命に特訓するそらに母シンシアの面影を重ねる。
8、9 ミアとそらとアンナの和解&ミア(・そら・アンナ)とマリオンの和解
結局ミアはそらとアンナのもとに戻り、やっぱり元の3人でトリプルイリュージョンを模索することにする。
わだかまりも消え、懸命に特訓する3人。その姿を観たマリオンは、彼女たちを見直す。
10 ミアとレイラの和解
トリプルイリュージョンの公開の時が来た。そら・ミア・アンナは、何とかトリプルイリュージョンを成功させることができた。トリプルイリュージョンの実演を観ているとき、思わず身を乗り出してしまったことをカロスに指摘されたレイラは、公演を中止させないことを認める。
・・・・・・
誠&剛「うーむ・・・」
乱平「ツッコミどころ、ありますか」
剛「『対立』はわかったけど、『和解』がよくわからない。もっというと、『あれで本当に和解したのか?』っていう」
乱平「具体的には」
剛「とくに気になるのは、『ミアとレイラさんがどこで和解してるんだ』っていうとこだな」
誠「たしかになあ。トリプルイリュージョンを彼女(レイラさん)が認めたことは確かだけど、それをミアとレイラさんの『和解』って言うかね?」
乱平「たしかに、『和解』が見えにくいかもしれないですね。
ミアはレイラさんに一度干される(『対立』)。で、トリプルイリュージョンを考えたんだけど、この時点では悪どいレイラさんに自分だけ引き抜かれる羽目に陥りそうになる、これが2つ目の、ミアとレイラさんの『対立』と呼べませんか」
誠「どこが『対立』してるんだよ。レイラさんに懐柔されてるんだぞ」
乱平「でも、最終的にミアはそらとアンナのところに戻りますから」
誠「たしかにね、レイラさんからもう一度離れたわけか」
乱平「実は、『和解』っていうのは、ぼくのオリジナルなんです。『ドラマは対立と葛藤だ』ってよく言うじゃないですか。なんでも、ハリウッド映画のシナリオは、そういうふうに『対立と葛藤』で教科書どおりに作るとかなんとかーー」
生奈「えー、なんか乱平の勉強不足なんじゃないの? とくにハリウッド映画云々が」
乱平「うぐぅ…(-_-;)」
如月「管理人さんが、こんなツイートしてるよ」
カレイドスターの4話を観返した。いろいろな人間といろいろな人間が対立し、そして『和解』する。ドラマは対立と『和解』だ。対立と葛藤の先に、『和解』がないといけないのだ。 #precure
— 文学的にゆりゆららららゆるゆり大事件 (@bakhtin1988) 2018年4月28日
剛「おい乱平💢💢 きさま『和解はオリジナルで~』と言っておきながら、管理人のツイートに触発されたんじゃねーか!!💢💢💢」
乱平「OTL」
如月「マァマァ(((ノ´ー`)ノ」
大豆生田「管理人さんの言うことは、筋が通ってると思います。それに、『対立と葛藤の先に、和解がないといけない』って、なんかカッコいいです管理人さん…(*´∀`*)」
乱平(よ・・・ヨイショの女に大豆生田が……)
討論は夜になるまで続いた