死ぬまでオタク

(基本的に)テレビとアニメしか観ません

『爆転シュート ベイブレード』

まず ぼくがどうやってこの作品に出会ったか 話してみたい

 

原作の発見

ぼくは アニメから この作品に入った 正確に言えば 2002年に放映された ふたつ目のシリーズ 『爆転シュート ベイブレード 2002』 から観始めた しかしながら 『2002』の作風は 2001年に放映された いわゆる「無印」と 大幅に異なる その理由は 2002年の記述になってから説明するとして そもそも 『爆転シュート ベイブレード』は どのようにして成立したのか?

 

「原作はコロコロコミックの漫画」という記述では 実は百点満点ではなく みなさん想像される通り 青木たかお先生の漫画は 『ベイブレード』という タカラ(現タカラトミー)から発売されていたオモチャを そうだな どういう言葉をあてがえばいいかな えーと 『ベイブレード』というタカラのオモチャを「モチーフ」にした漫画で 青木たかお先生には申し訳ないけれど かつての『爆走兄弟 レッツ&ゴー!!』(こしたてつひろ先生)などと同じく 純粋なオリジナル作品の漫画とは言えないと思う

 

要するに ふたつ原作があって このアニメの場合 ベイブレードというオモチャと 青木たかお先生のアニメと同名なる漫画 先行する原作は ベイブレードのほうなのだ

 

おまえ本当にタカオなのか

アニメ第一作は 2002年度になってから初めて目にした キッズステーションの年度遅れ放送 主人公の木ノ宮タカオをはじめとした主要人物(キョウジュ、カイ、マックス、レイーー)のキャラクターデザインが 「いま」放送されているアニメと まるっきり違って とても困惑した 少年たちが みんな別人みたいだった

 

もっと言えば 例えば『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』シリーズの ジーベックの本気か あの高見明男デザイン (MAXは石原満デザインだが 観ていないので沈黙するほかない) そう 高見明男デザインの烈や豪や鷹羽兄弟や藤吉やJ それに悪役も含めての 鬼のように正確で それでいて原作から文字通り「飛躍」したデザインと比べると 無印『爆転シュート ベイブレード』のデザインの仕上がりは 比較するのも可愛そうなほど ショボい

 


2002年版などの後続作品との大きな差異は まだある のだけれどもしかし 長くなりすぎるので いったん手を止めておく