【アニメを考える会】乱平とはるかの往復書簡 #1
はるか。
はるか。
『学戦都市アスタリスク』第1話「華焔の魔女」はもう観てくれただろうか?
まだ観ていないのなら、この手紙の続きは読まないでほしい。
本来ならば、アニメを観て思ったことをやり取りするというようなことは、初回から最終回まで観通したあとでやるというのがベターなのだと思う。
ただ、おれは待っていられなかった。
第1話を観たらもう、何事か書き始めたかった。
さて、おれはなにを書いていいかわからない。
「書こう」と思うのと、「書ける」と思うのは違うのだ。
『学戦都市アスタリスク』のはなしだった。
ああ、何も思い浮かばない!!
『学戦都市アスタリスク』の第1話を観ても、何も思い浮かばない!!
せっかく、はるかに説教されて、アニメについて真剣に考える生き方を始めようと思ったのに!!!!!!!!!
とりあえず、アバンタイトルーー作品タイトル『学戦都市アスタリスク』のタイトルロゴが表示されるまでのパート、主人公である天霧綾斗のお姉さんと何者かが闘っている部分ーーを除くと、この第1話は3つの部分に分けられると思う。
- ユリスの着替えを見てしまった綾斗が、ユリスに押し付けられた決闘
- その決闘を仲裁した生徒会長クローディアと綾斗の長々とした対話
- ふたたびユリスが出てきて、レスター・マクフェイルに因縁をつけられ一触即発になる
レスターに挑発され、手にしていた大事なハンカチを落とされて、ついにユリスの堪忍袋の緒が切れたところで、第1話は終わる。
はるか……
おれはどうしたらいいんだ。