死ぬまでオタク

(基本的に)テレビとアニメしか観ません

【80年代】『キャッツ・アイ』がdアニメストア@ニコニコで観られるようになったぞ

 

ばると:おっはー

赤ヘル:土曜の朝ぐらいもう少し寝かせてくださいよ

ばると:最近朝が早いんだ

赤ヘル:あんたは団塊世代

ばると:やだなぁゆとり世代だよ

赤ヘル:これだから……

 

ばると:ねぇねぇ『キャッツ・アイ』がdアニメストアニコニコで観られるようになったんだよ。赤ヘルくん興味あるでしょ

赤ヘル:たしかに。

  『シティーハンター』は親の顔より観たけど『キャッツ・アイ』は観てないですね…

ばると:シティーハンターはどうだっていいんだよ

赤ヘル:(・д・)ハァ?

 

ばると:おれも第一話さっき初めて観たよ

赤ヘル:どうでしたか?

ばると:うーんこれは「3つの観点」から鑑賞したいアニメですねえ

赤ヘル:え?   どういうこと

 

その1:キャラの芝居と音楽を同期させた音響演出

 

赤ヘル:言わんとしてることはわかりますよ。

    つまりルパン三世……というか『カリオストロ』みたいになってる、ってことでしょう

ばると:ご名答

 

ばると:芝居、って表現したけど、要するに登場人物の動作に合わせて劇伴音楽をインサートさせてるんだなあ

赤ヘル:劇伴音楽だとBGMですよね?

     SEっていったほうがいいのではないですか

ばると:だめ

赤ヘル:どうして

ばると:そりゃ根本的に間違っているよ。SEは「効果音」だろ?     キャッツ・アイでキャラの動作に合わせてるのは「BGM」だよ

赤ヘル:ちょっと本編観ていいですか

 

 

 

赤ヘル:あっそうかぁ。ただの効果音には興味なくて、音楽を担当してるひとが作ったBGMを、キャラの動作に合わせて挿入してるんですね。

ばると:オープニングテーマも、三姉妹が美術館から逃走していくところで流れただろ?

    ああいう使い方は『ルパン』だよね

赤ヘル:赤ジャケのルパンですね

 

 

その2:現代劇であること

 

赤ヘル:現代劇っつっても昭和じゃないですか

ばると:でも1983年だろ?   現在の「風俗」と変わらん部分だってあるよ

赤ヘル:たとえば?

ばると:俊くん(瞳の恋人で刑事だがキャッツ・アイの正体を知らず瞳と付き合ってる)と瞳がスーパーマーケット行くだろ

赤ヘル:あんたスーパーマーケット好きだよな

 

赤ヘル:でもピンとこねえな、スーパーマーケットが「風俗」ってのは

ばると:風俗描写の風俗。ソープじゃないんだから

赤ヘル:朝っぱらから何言ってんの!?

 

赤ヘル:でも瞳と俊くんが買い物してるスーパーマーケット、なんかいまのスーパーと雰囲気違ったぞ

ばると:それは時代補正だよ。おれのアパートの近所にある地元のスーパーには、ああいう雰囲気が残っているよ

 

ばると:まぁとにかく1983年の日本と限りなく近い、というか同じ時代、同じ舞台の話なわけですよ

     他の83年のアニメと比較すりゃいいんだよ

   未来警察ウラシマン』を、「現代劇」って定義するのは無理があるだろ

赤ヘル:たしかに。いい例えですね、それは

 

 

その3:週刊少年ジャンプ原作にはめずらしく女性主人公

 

赤ヘル:瞳が主人公、ってことでいいんですか

ばると:いいよ

赤ヘル:ほかにジャンプで女性主人公っていうと……

ばると:ごめん

             お風呂入りたい

赤ヘル:そのほうがいいな。

 

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