『赤き血のイレブン』(1970年)
前回のあらすじ
ばるとは、日本テレビ開局記念日に便乗して、『なんだろう』(マスコットキャラ)が登場する前に放映開始した日テレ系アニメで、独自に12作品をピックアップした。
ばると「で、最初は『赤き血のイレブン』ね。これ実は原作者梶原一騎なのよね。日本初のサッカーアニメで間違いないんだけど、アニメどころか、日本だと当時はサッカー漫画すらまったくなかったと思うのよね。
前回乱平くんに話したように、大昔にキッズステーションで放映してたのを偶然目にしたことがあったのよ。主人公の名前も忘れたけど。たしか『キャプテン翼』に、この作品の登場人物の名前から拝借したキャラクターがいたとかいなかったとか……」
乱平「どっちなんだよ、はっきりさせろ」
ばると「やだw」
乱平「やっぱり帰らせて頂きます」
研修室から去っていく乱平。
ばると「(゜д゜)」
京王閣「引き留めなくていいんですか!?」
ばると「京王閣くん……ヴェルディ川崎って、知ってる?(´・ω・`)」
京王閣「引き留めましょうよ乱平くんを!!」
ばると「強かったんだよ、ヴェルディ。初期のJリーグで。今や見る影もない(´・ω・`)」
はやく、乱平くんを!!」
『ガシャアアアアン』
京王閣「うぎゃあはああ」
京王閣「ま、窓ガラスが粉々だ!」
京王閣「……サッカーボール?」
京王閣「サッカーボールを、誰かが、この部屋目掛けて、蹴り飛ばしてきたのか!?
いったい誰が」
赤き血のばると「京王閣くん、ヴェルディ川崎の前身って、日テレや読売新聞の系列みたいなクラブだったよね、『読売クラブ』?」
京王閣「忘れました、あんたがガラスの破片で血だらけになっちゃったから!!」
救急車を!!