ぼくをはてなダイアリーに導いてくれたひと

最初はmixiで日記を書いていただけだった

 

はてなダイアリーを始めたのは サークルのOBのかたの影響だ 几帳面なひとで 自分のはてなダイアリーを毎日更新していた それは 「生活の実況中継」ともいえるもので ぼくは そのはてなダイアリーを読むのが 好きだった

先進的なひとで 『ひだまりスケッチ』のTVアニメ版が始まる前から 「まんがタイムきらら」系の四コマ漫画を 賛美しておられた ひと昔前は いわゆる美少女(日常系)四コマは キワモノ扱いであったが 時代は変わった

 

ぼくには妄想癖があった

あたまのなかの空想が なくならなかった なんとしてもぼくの中のイメージを 外部に放出したかった その表現手段を 最初は小説だと思っていた

 

「なんとしても文章で身をたてたいんです」

「うちの学部のヤツはみんなそう思っているよ」

 

こういう会話を (先ほど紹介したOBのかたではない)サークルの先輩と したことがあった

表現手段が小説だ というのは 実は建前で 口では「文章で身を立てたい、創作がしたい」と言いながら なにも書いていなかった かと言って 漫画やアニメにシフトするのは もう遅いと思っていた 自分は絵を描けないから…と 決めつけていた

 

しかし ぼくはどんどん アニメの泥沼にはまっていく

ぼくにはてなダイアリーの魅力を教えてくれたOBの方と こんな会話をしたことがある

 

「自分には文学しかないと思うんです」

じゃあなんで君はアニメばっかり観ているの?

 

高田馬場駅で 乗り換えでそのOBのかたと別れる間際だったと思う こういうやり取りがあって 図星で 自己矛盾を 痛いほど気付かされた

 

はてなダイアリーでも大したことを書いていない 大した本も読まない アニメばかり観ていてアニメの話ばかりしている しかもアニメの知識は表層的なものに留まっているのがすぐバレてしまって 八方塞がりだ

絶望へのカウントダウンは着実に迫ってきていた