『らんま1/2』勉強会 ~キャラクター編・天道家の6人(もしくは7人)~
桐生乱平「まずは第一話のEDクレジットを見てほしいにょ」
乱 馬 山口勝平
らんま 林原めぐみ
あかね 日高のり子
かすみ 井上喜久子
なびき 高山みなみ
玄 馬 緒方賢一
早 雲 大林隆介
乱平「 次の3枚目のクレジットはモブ勢だけど、今となっては信じられないような超ビッグネーム声優が名を連ねているにょ。もちろん当時は新人同然だけど、即戦力だったのだと思うにょ。
気になる人は映像を観て確かめてみるにょ」
早乙女家と天道家
乱平「まず、『乱 馬』と『らんま』は同一人物にょ。どういうことかというと、『乱 馬』が水をかぶって女になってしまった状態を『らんま』表記にして区別しているにょ。
ちなみに『乱 馬』の本名は『早乙女乱馬』っていうにょ。れっきとした男子高校生にょ」
大豆生田はるか「どういうこと?」
乱平「どういうこと、というのは?」
大豆生田「なんで男子が水かぶると女子になっちゃうの?」
乱平「(キザに)漫画だからだよ……大豆生田」
誠「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン」
乱平「うううううううぅ」
誠「説明になってないだろ、その決め台詞じゃ!(#゚Д゚)」
乱平「早乙女乱馬くんがこんな特異体質になったのはあるきっかけがあるんだけど、説明が面倒だから割愛するよ」
誠(なにげに語尾が元に戻ってる……)
乱平「で、『玄 馬』は早乙女玄馬といって、早乙女乱馬くんの親父さんなんだよ。
オヤジもやっぱり特異体質で、水をかぶるとパンダに変身しちゃうんだ」
大豆生田「なんでパンダなの?」
乱平「( ゚∀゚)・∵. グハッ!! 鋭いなあ。
早乙女親子が特異体質になった経緯を省くと長くなるので……」
生奈「いや、そこは詰めようよ」
乱平「一言でいうと、乱馬と乱馬のオヤジは中国に行って『こうなった』んです」
大豆生田「ああ、中国だからパンダなのね」
乱平「どうだったっけ(;・∀・)」
乱平「残りは天道家の4人。
『早 雲』は天道家の家長です。天道家は格闘技の道場なのです。早雲の娘さんは、美人三姉妹です」
大豆生田「なんでお母さんいないの?」
乱平「死んじゃったんだよ」
大豆生田「可愛そうに……(´Д⊂ヽ」
乱平「ところで、『僕らはみんな河合荘』の原作が完結するようですね」
誠「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パパパーン」
乱平「ああん」
誠「関係ねえだろ河合荘は!」
如月会長「いや、微妙に関係があると思うんだけど」
誠「た、たしかに……(;・∀・)」
大豆生田「??」
乱平「長女が『かすみ』。とんでもない美人。個人的には『めぞん一刻』の音無響子さんのセルフパロディ的な美人なのかなと思う。
ただ、かすみさんは天然ボケなのが致命的だ。
次女が『なびき』。ショートカットでサバサバした性格でお金にがめつい。乱馬が通うことになる『風林館高校』の先輩にあたるけれども、乱馬はなびきを呼び捨てにしていた記憶があるな。
ちなみに三女も風林館高校に通っていて、乱馬のクラスメイトになる」
大豆生田「三女は誰なの? o(´∀`)o))ワクワク」
乱平「三女が『あかね』で、タイトルコールと次回予告の担当も彼女だ。乱馬とらんまの次にクレジットされているのが示すとおり、この作品のメインヒロインさ。
青みを帯びた長い髪が可愛いね。でも、性格は男勝りのはねっかえりさ」
如月「質問あるんだけど」
乱平「なんですか?」
如月「あかねちゃんがメインヒロインである理由をもう少し教えて」
乱平「えーと(;・∀・)
諸々の事情で、あかねは乱馬の許嫁になるんだ」
如月「ずいぶん端折ったねw」
乱平「( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
でも、乱馬は、天道家に婿入りするために天道の家を訪れたんですよ? それがこの作品のすべての始まりでしょう」
如月「まあねえ」
乱平「あとですね、次回予告が『あかねの一人称』であるとおり、この作品はあかねの視点から描かれていると思うんですよ」
大豆生田「あの~」
乱平「なに」
大豆生田「漫画やアニメにも、小説みたいな『一人称の視点』が存在するんですか?」
乱平「するよ」
大豆生田「(゚д゚)ビックリ!」
乱平「小説で言えばさ、シャーロック・ホームズが出て来る作品は、ホームズの一人称じゃなくてワトソンくんの一人称だろ?
主人公と『話者(わしゃ)』が違うパターンの作品のほうが多いよ、漫画でもアニメでも、それこそ小説でもーー」
『ピンポンパンポーン』
誠「やべえ! 学生会館が閉館するチャイムだ!
漫画やアニメにおける一人称云々の話は、居酒屋で呑みながらやろうな、乱平よ?」
乱平・大豆生田「いや、私たち未成年ですから」
誠「orz」