死ぬまでオタク

(基本的に)テレビとアニメしか観ません

管理人様のメモ帳

生奈「会長、なんですかこの箇条書きの紙は?」

如月会長「管理人さんからもらった手紙だよ」

誠「管理人さん? 音無響子さんにそっくりな美人なんですか、その人」

如月「( ‘д‘⊂彡☆))Д´) ボガバギッ」

誠「痛い!! 痛すぎる(´;ω;`)

剛「カミュの『異邦人』の主人公並みに理不尽ですね……」

 

如月「言っておくけど管理人さんは男性です」

誠「チエッ(゚⊿゚)ツマンネ」

如月「軽口を叩かない!💢💢」

誠「ひぃーッ!」

 

乱平「で、管理人さんってどんな人なんですか?」

如月「ヒミツ」

乱平「(;・∀・)じゃ、じゃあ、管理人さんっていう人は、どんな意図でこんな箇条書きを送りつけたんですか?」

如月「桐生くんなら、このリストの作品群が、どんな『属性』のアニメか、わかるわよね」

乱平「そりゃまぁ……95年から98年にテレビ東京系で始まったアニメの一覧で、深夜アニメや『ビーストウォーズ』みたいな海外アニメを抜かしたやつでしょう」

大豆生田「98年ってわたしたちが生まれた年だよ」

乱平「大豆生田、俺はな、動画を食って生きてきたんだ

大豆生田「???」

 

乱平「でもおかしいですね、重要な作品が抜けています。例えば『新世紀エヴァンゲリオン』とか--、

 あ!

大豆生田「ヽ(;゚д゚)ノ ビクッ! 突然どうしちゃったの」

乱平「わかりました、これはつまりこういうことなんですね」

生奈「どういうこと?」

乱平「このリストは、『95~98年開始のテレビ東京系アニメ』から『深夜アニメ』を抜いて、『海外アニメ』も抜いて、そしてさらに『管理人さんが住んでいた地方でも放送されていたアニメ』も抜いたリストなんですね」

誠「ちょちょっと待った!! エヴァポケモンが全国で放送されていたのは流石にわかるけど、管理人さんなる人の地元では『少女革命ウテナ』すら放映されてなかったんか!?」

如月「管理人さんは頑強にそう言い張っているわ」

誠「言い張っている、じゃ納得できませんなあ」

如月「妥協しなさい」

 

・そのリストの続きの手紙にはこう書かれてあった

このリストから抜けてる作品は、数えるほどしかないけど、有名な作品が多いからチェックしておいたほうがいいと僕は思うよ!

 

乱平「ほんとうに『ナデシコ』とか『カレカノ』とか、”抜け”は数作品しかありませんね。こんな土壌ではヲタは育たない--」

如月「ところが管理人さんは、地元に出戻りしたいまのほうが、東京時代よりもアニメライフが充実しているそうよ」

乱平「なんですか、その生臭い話は……(;´Д`)」

 

『距離だよ、距離』

 

生奈「え!? 何、今の声!? 変なところから聞こえてなかった!?(;´Д`)」

誠「山口勝平がダミ声になったみたいな声だったな」

生奈「は!? 何その微妙すぎてだれもわかんない比喩!?

(;´Д`)」

剛「それより前回も変な声がしてた覚えが」

誠「たしかに」

生奈「『たしかに』じゃないよ! なんであんたそんなに冷静なの!? ((((;゚Д゚))))」

 

『距離だよ、距離』