死ぬまでオタク

(基本的に)テレビとアニメしか観ません

『学戦都市アスタリスク』第2期のオープニングテーマについて

 1期はいまだに観ていない

 

オープニングテーマ:「The Asterisk War
作詞・歌 西沢幸奏
作曲・編曲 WEST GROUND

西沢幸奏(にしざわ しえな)

「にしざわ しえな」である。まちがっても「ゆきな」とか呼んではいけない。しかし一発で名前の読みがわからないのも事実。

 

 1997年生まれ(早生まれ)。フライングドッグの一員。

 デビュー曲「吹雪」はアニメ版『艦隊これくしょん -艦これ-』のエンディングテーマだった。いきなり同名のデビューシングルがオリコン初登場6位。

 間隔がかなりあいて2度目に主題歌を担当したテレビアニメが、『学戦都市アスタリスク』の1期だった(2015年10月)。彼女は『学戦都市アスタリスク』の1期と2期、ともにオープニングテーマを歌った。

 セカンドシングルは両A面だった。『アスタリスク』のオープニングテーマ「Brand-new World」と、OVAARIA The AVVENIRE』主題歌「ピアチェーレ」。

アスタリスク』2期(2006年4月開始)のオープニングテーマ「The Asterisk War」の次のシングルが、『劇場版 艦これ』の主題歌「帰還」。つまり、艦これ→アスタリスクアスタリスク→艦これというローテーションで歌ってきたということになる。20歳であり、まだ若いのだが、女性アニソンシンガーを相対的にとらえると「幼い」とはいえない。

 

WEST GROUND

 Wikipediaに項目が存在しない。

 ビクター公式

 プロフィールを閲覧すると、1982年沖縄県出身。主にフライングドッグアニメの作曲・編曲を担当する。

 初期に『蒼き鋼のアルペジオ』(TV版)のオープニングテーマの編曲を担当。作曲はMY FIRST STORY*1というロックバンド、歌詞を書いて歌っているのはアニソン好きにはおなじみのナノ、という体制だった。

 

 初めて作曲まで任せられたアニメ主題歌は『魔法戦争』エンディングテーマの「Born to be」、作詞と歌はやはりナノであった。本編は「素人の俺でもこれぐらいの話なら書ける」と罵倒されるほど凄惨な完成度を誇ったクソ泡沫単発劣等深夜アニメであり、エンディング映像だけが凄まじい完成度の高さでもちろん続編の噂はない。

 男児を主な視聴対象にしたと思われる『テンカイナイト』のオープニングテーマ「Get the Glory」の作曲・編曲を担当。作詞と歌は中ノ森文子、「中ノ森BAND」のボーカルと説明したほうがわかりやすいだろう。

 そのあと、ロボットアニメ『M3-ソノ黒キ鋼-』のエンディングテーマ「SABLE」の作曲・編曲を担当、作詞と歌唱のナノと再度タッグを組む。ところが、公式サイトのプロフィール欄に「『M3』とタイアップしましたよ」的な記述が欠落している。単巻リリースを断念したからって『M3』に対して酷すぎやしないかフライングドッグ。

 そして『艦隊これくしょん -艦これ-』オープニングテーマ「海色」の作曲・編曲、『緋弾のアリアAA』のオープニングテーマ「Bull's Eye」の作曲・編曲と順調に楽曲を作っていく。

 そして『緋弾のアリアAA』と並行して発表されたのが、『学戦都市アスタリスク』のオープニングテーマ「Brand-new World」であった。

アスタリスク』2期のあと、『魔法少女育成計画』『風夏』『チェインクロニクル ヘクセイタスの閃』に関わって*2、最新作が前クールに放映されたばかりの野心的なオリジナルアニメ『月がきれい』の主題歌制作である。

*1:ボーカルのHiroは森進一・森昌子元夫妻の三男。長男はONE OK ROCKのボーカルTaka。血は争えない

*2:風夏』では音楽も担当しているようだ