死ぬまでオタク

(基本的に)テレビとアニメしか観ません

BSジャパンの開通と2001年のテレ東アニメ

 2002年4月 ついにわが町にケーブルテレビが通った キッズステーションが24ch BSジャパンが15ch だったと思う キッズステーションからは観ていないアニメを補給し BSジャパンからはテレ東アニメの成分を補給した

 BSジャパンはテレ東系深夜アニメをほとんど放送しなかったし キッズステーションは深夜アニメに比較的強かったが 親が厳しく夜遅くまでテレビを見せてくれなかったし そもそも自分の部屋にテレビがない環境で 夜中は深夜ラジオを聴いていた

 というわけで 2006年度の作品まではテレ東系アニメの中でも全日帯アニメについてしか(原則)語れないのをご容赦願いたい 『エルフを狩るモノたち』(1996年)以来 テレ東は現行の深夜アニメのスタイルにつながる深夜帯アニメ番組を放送してきた 上京した年度(2007年度)以前のテレ東系深夜アニメについては稿を改めて言及してみたい

 

 2002年4月にBSジャパンが観られるようになった この年度から完全週休二日制が開始され 土曜朝のアニメ枠が開拓された よって新番組は多かった たしかに多かったのだが 2001年度から継続して放映されている夕方アニメの量も多かった 視野を広げ 2001年開始のテレ東系アニメにも目を向けなければならない

 

2001年放映開始のテレ東系全日帯アニメ(抜粋)

 このうち 太字の作品については 2002年度も継続されたゆえに BSジャパンで ほぼリアルタイムで観ていた どれも面白がって観ていたが 『ヒカルの碁』だけは原作漫画の印象のほうが強かった*1

 

 このうち『爆転シュートベイブレード』は引き続き続編の『2002』が放映されていたし 『Dr.リン~』は妹が読んでいた「ちゃお」の連載で補完していた 『ファイナルファンタジー:アンリミテッド』は最終回だけ観ることができた しかしサブタイトルを見て「ケッ」と思いチャンネルを変えた 打ち切りアニメだったことは随分あとで知った

スクライド』はバンダイチャンネルに課金し全話観た 少しも面白くなかった 同期の『フルーツバスケット』は原作漫画の印象のほうが強い 全巻読破したのだ アニメ版は『アニメージュ』のアニメグランプリで大賞をとった(3位がスクライドだったと思う) しかしアニメ版は通して観たのがYouTubeの違法アップロード動画だったし 当然それは「観た」うちに入らないし ほとんど記憶に残っていない

機動天使エンジェリックレイヤー』は ぜひとも観たく 1年遅れで開通したケーブルテレビを呪った ただ いま顧みて視聴しようと思っても ぼくは歳をとりすぎたし 「のれんに腕押し」状態になる危険性が高い

ジャングルはいつもハレのちグゥ』に至っては 近代化されていない世界が舞台という時点*2で興味が失せており よって水島努アニメに触れるのが5年以上遅れた

 

*1:ヒカルの碁』は原作なりの作りだったので 極端に言えばぼくが想定する「アニメ」の枠内に入っていなかった ぼくがアニメ版『ヒカルの碁』と和解するのは 5年以上後のことになる

*2:もっと言うと主要登場人物の「ウェダ」がエロくなかったのが興味を示さない最大の原因だった