【平成声優】『スクールランブル』に出ていた4人の女性声優に関して
ばると「誠くんは、『スクールランブル』(2004年)のころは、まだ声オタとして目覚めてなかったのね」
薬島誠「夕方枠だったので、ちょくちょく観てたかもしれないですけど、声オタではなかったですね」
ばると「かわいそ~」
誠「( ;'∀')オマエガナー」
誠「この4人の声優がどうかしたんですか」
ばると「小清水はいるけど、三瓶や名塚や沢城はいないわけよ」
誠「はぁ」
ばると「能登はいるけど、川澄はいないわけよ」
誠「はぁ」
ばると「堀江はいるけど、田村はいないわけよ」
誠「はぁ」
誠「つまり、メインキャストがそれぞれ、関わりが深い声優を欠いた状態だった、ということですね。
でも、この時代、たとえば堀江由衣と田村ゆかりのどちらかしかいないアニメなんて、珍しくなかったようなことを聞きましたが」
ばると「ダ・カーポって知ってるかw」
誠「(# ゚Д゚)ゴルァ!! うるせぇよ」
【ばると】『ゾンビランドサガ』の3話と4話の記憶が薄い
bakhtin19880823.hatenadiary.com
↑前回
乱平「あんた虚言癖あるだろ。知ってるぞ、おれは。今年に入って、あんたが『citrus(シトラス)』と『ゾンビランドサガ』を観終わったことを」
ばると「ど、どうして!?」
乱平「あんたツイッターの鍵、かけてないだろ」
ばると「アッ」
乱平「じゃあもう一度あんたを試してみるよ。
『ゾンビランドサガ』、1話はどんな話だった?」
ばると「源(みなもと)さくらがいきなり軽トラに轢かれる。ゾンビになって、アイドルとして佐賀県のライブハウスで無理矢理歌わされる」
乱平「……端折りすぎの感もあるが。
グラサンを掛けて出てきた、宮野真守が『うーさーのその日暮らし』みたいな演技で演じてる青年がいただろ?」
ばると「コウタロウ?」
乱平「巽幸太郎(たつみ こうたろう)な」
ばると「苗字が巽なのは知ってたけど、僕は名前で呼ぶんだ。知ってるよ、フランシュシュのプロデューサーだろ」
乱平「1話ではフランシュシュってまだ命名されてなかっただろ」
ばると「知ってるよ。そんで2話で、さくらと二階堂(にかいどう)サキがラップバトルだったろ」
乱平「異常にざっくりとしてるけどまあいいや。3話は?」
ばると「思い出せない……」
乱平「は!? アホか」
ばると「サブタイトル言って……」
乱平「『DEAD OR LIVE SAGA』」
ばると「思い出せない……」
(公式サイトを必死に見るばると)
ばると「3話はなんか子どもの前で踊って、4話は温泉回」
乱平「記憶に焼き付いてないんだな」
ばると「所詮俺にとってゾンビランドサガはその程度の存在の作品だったってことだ」
乱平「○(#゚Д゚)=( #)≡○)Д`)・∴'. 黙れ」
ばると「5話。ドライブイン鳥」
乱平「それだけか……💢」
ばると「6話で水野愛(みずの あい)と紺野純子(こんの じゅんこ)の死因が明かされて、7話のステージで愛がトラウマを克服する」
乱平「なんでそこらへんは完璧なんだ」
ばると「水野愛の声優が種田梨沙だからだよ」
乱平「へぇ……(´Д`)」
ばると「8話で星川リリィ、9話で二階堂サキの過去が明かされて、10話の当番が”ゆうぎり”かと思いきや、雪山でさくらがレッスンに張り切りすぎてひとりで突っ走ってしまう。『アルピノ』っていうホールにさくらは何か『縁(えん)』があるらしい。
で、11話でさくらの過去が明かされて、12話(最終回)で回収されていない伏線を大量に残したまま、余裕しゃくしゃくと2期の準備に取り掛かる境宗久……」
乱平「○(#゚Д゚)=( #)≡○)Д`)・∴'. 黙れ」
- アーティスト: 源さくら(本渡楓),二階堂サキ(田野アサミ),水野愛(種田梨沙),紺野純子(河瀬茉希),ゆうぎり(衣川里佳),星川リリィ(田中美海)
- 出版社/メーカー: エイベックス・ピクチャーズ株式会社(Music)
- 発売日: 2018/11/28
- メディア: CD
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【ばると】朗報 ワイ将、最近観た『ToHeart』の内容が思い出せる
桐生乱平「最近どうしたんですか。2月になってから、一度も更新してないじゃないですか」
ばると(当ブログ管理人)「アニメ観てないんだ」
乱平「嘘つくな。『ToHeart』(1999年)観てるくせに」
ばると「4話までで止まってるだろ。こんなペースで観てたんじゃあ、観ているうちに入らないよ」
乱平「(゚Д゚)ハァ? わけがわからないこと言ってんじゃねえよ。
ばるとさんよぉ、『ToHeart』無印、1話で何やったか覚えてるか?」
ばると「席替え」
乱平「覚えてるじゃねーか! 2話は?」
ばると「ライブのチケットでややこしいことになる」
乱平「3話」
ばると「来栖川芹香(くるすがわ せりか)っていうお嬢さまの先輩の黒魔術」
乱平「よ…4話」
ばると「松原葵(まつばら あおい)っていう後輩が格闘技のエクストリーム同好会作ろうとして尊敬してる空手部の先輩と揉めて、けっきょく来栖川芹香の妹の仲裁でその先輩と公開マッチを体育館で開催する」
乱平「( ゚д゚)覚えてんじゃねーか!!」
ばると「さいきん観返し始めたばっかりだし(ポリポリ)」
乱平「でも4話だけなんでそんな克明に覚えてるんだ?」
ばると「そりゃ、数日前に観たばっかりだからだよ。1話から3話まで一気に観たんだけど、それから少し間が空いてたんだ」
乱平「そんなに空いてたか? 間。」
ばると「じゃあ、連続で見るより『単話』で観るほうが、記憶に定着しやすいのかなあ」
【攻略本】『ジャポンクエスト』攻略本拾い読み(20190131)
【攻略本】『ジャポンクエスト』攻略本拾い読み(20190129)
【エボックシティ】攻略の章 より
【BSタウン】
- 【BSタウン】とは【ボードシーク・タウン】の略である
- 【BS商店街】というゲーム内最大級の商店街がある
- 北西の【バブルス山麓】には女神が棲むという
- 商店街には足の防具やアイテム収納具の名店がある
- 足の防具:防御力のほかに「すばやさ」や「移動力」に影響する
- アイテム収納具:安物のカバンはアイテムを落としやすい。また、このゲームではカバンの大小によって持てるアイテムの数が違う。
- デパート:【HAMデパート】と【#50(ナンバーフィフティ)】。HAMのほうが優勢。
- BS商店街のなかに小さな映画館(ミニシアター)がある
- 【映画】。ゲーム内で、【映画館】に立ち寄ったり、【ビデオ屋】で【ビデオ】を借りるなどして、映画鑑賞ができる。表現形式はアニメーション形式。
- 港の公園では召喚獣(「鯉の召喚獣」)【ジャンボ・カプリ】が手に入る。
- 「鯉の召喚獣」のもう一体は、【ツァラトゥストラ】
【ばふちん日記】20190129
PM12:15
『ジャポンクエスト』攻略本より
【ばふちん日記】20190127 その2
PM3:10
- ライトノベルを読む。
PM3:40
PM4:00
- ライトノベルを読む。
PM4:40
- いつでもどこでもドアでライブ会場に行き、SUPER BUTTER DOGとレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの演奏を聴く。
PM5:00
攻略本 項目【アマットプラザ】
- 『ジャポンクエスト』の世界観は現実の日本をモデルとしている。
- 【アマットプラザ】は地名で、モデルはたまプラーザ。
- アマットとはアマット地方のことで、現実の多摩地方である。
- RPGの攻略本のフォーマット通り、【アマットプラザ】のMAPが掲載されている。
- 駅構内のMAPには、自動販売機の場所、ショップの場所、コインロッカーの場所、ATMの場所、図書返却ポストの場所が記載されている。
- 【アマットプラザ】はダンジョンではなく「街」。ショッピングセンター、スーパーマーケット、ドラッグストア、写真店、コミュニティFMスタジオ、大学、郵便局が存在する。
- またバス乗り場の位置も表記されている。
【ばふちん日記】20190127
AM9:05
- 界隈がプリキュアの最終回で盛り上がっている。
- 佐藤順一に無理やり関連付けて、アマゾンモールのBD・DVDフロアの棚に陳列されている『カレイドスター』ブルーレイボックスの周りをしきりにうろつき、時にはBOXを手にとって、Hugプリの話をしている近くのアニメファンにわざとらしく見せびらかそうとする。
- しかしカレイドスターBDBOXは金銭的に未だ高嶺の花なのである。
AM9:25
- 露店で以前描いたイラストのコピーを売ろうとする。
- こんなイラストだ:
- しかし、これは何度か売ろうとしたイラストであり、この露店の前をいつも通る人びとには見飽きた感があり、一向に売れない。
- 結局売れたのは1枚だけであった。
AM11:30
- 京都競馬の観戦レポートを1レース分だけ書き、編集者に送る。
- 昼食。寿司の写真を撮る。
- 撮った寿司の写真を、例によって競売にかけるが、例によってだれからも声がかからない。
- ――で、底値でようやく売れる。
PM0:20
- いつでもどこでもドアで、
に行く。
PM1:00
- 部屋の掃除をする。スッキリ。
PM1:45
- 連載小説の原稿を書き上げる。
【00年代アニメ】『しあわせソウのオコジョさん』(2001年秋アニメ)
ジャングルはいつもハレのちグゥの後番組かつスパイラル~推理の絆~の前番組
- テレ東平日夕方アニメ
- RADIX作品
- 原作:宇野亜由美
- シリーズ構成:西園悟
- 脚本:西園悟、浦沢義雄、中弘子、高山カツヒコ、佐藤和浩
- 監督:山本裕介
- コンテ:山本裕介、高田淳、うえだひでひと、奥田万つ里、持丸タカユキ(孝行)、いまざきいつき、石之博和、渡辺健一郎、大森貴弘、西沢信孝、木村隆一、蒔世捺子、山口美浩、追崎史敏、紅優、坂本郷、福島利規、近藤信宏、北川正人、小高義規、小林孝嗣、佐山聖子、菊地康仁、五十嵐達也、鎌田祐輔、ネギシヒロシ、白河明治
- 演出:山本裕介、米田光宏、加藤茂、アサミマツオ(浅見松雄)、木村隆一、持丸タカユキ、いまざきいつき、石之博和、渡辺健一郎、大森貴弘、五十嵐達也、寒竹清隆、山口美浩、北川正人、佐山聖子、福島利規、境橋渡、林有紀、岡嶋国敏、菊地康仁、小高義規
- キャラクターデザイン:岸田隆宏
- 作画監督:吉野真一、下坂英男、蒔世捺子、宇田川一彦、加藤茂、斉藤新明、山下敏成、米田光宏、工藤柾輝、石之博和、井口忠一、大森貴弘、川口弘明、松田芳明、畑智司、冬川岬、小林明美、青井清年、村上勉、竹田逸子、三木俊明、望月謙、佐藤陽子、大河原晴男、桜井木ノ実、高橋成之、鉄心、木下ゆうき、鎌田祐輔、茂木琢次、高橋成世、立山信也
- 出演:沢城みゆき、山崎雅美、小泉豊、原田英敬ほか(出典:創通公式サイト内作品ページ)
- 原題『オコジョさん』から改題。無口な大学生の下宿に住み着いたオコジョとその舎弟を中心に、人間たちとのふれあいも交えて展開される動物コメディ。当時高校生の沢城みゆきがオコジョさん=コジョピーを演じ、記念すべき初主演作となった。また山崎バニラ=旧名:山崎雅美が存在感を示し、小泉豊は山本裕介作品の常連声優となる。そして監督の山本裕介にとっても、これは確かに出世作だった。
【00年代アニメ】『シャーマンキング』(2001年夏アニメ)
ボンバーマンジェッターズの前番組
- テレ東平日夕方アニメ
- XEBEC作品
- 原作:武井宏之
- シリーズ構成:小出克彦
- 脚本:小出克彦、稲荷昭彦、西園悟、葉月九ロウ、千葉克彦、中村寛之
- 監督:水島精二
- コンテ:水島精二、播野無四郎、鈴木利正、角田一樹、うえだしげる、はばらのぶよし、佐藤修、ほしかわたかふみ、金子信吾、川崎逸朗、土蛇我現、大塚健、中津環、大槻敦史、長澤剛、喜多壱郎、宮尾佳和、羽原久美子、国分寺恋、佐藤竜雄、わたなべぢゅんいち、少林寺拳、ホシノセイヂ
- 演出:水島精二、佐藤修、長澤剛、角田一樹、うえだしげる、はばらのぶよし、大槻敦史、ほしかわたかふみ、日下直義、中津環、高瀬節夫、国分寺恋、栗原ひばり、鈴木利正、木村寛
- キャラクターデザイン:高見明男
- 作画監督:高見明男、丸山隆、高橋晃、谷口守泰、大塚健、千葉道徳、植田実、津熊健徳、池上太郎、加藤初重、堀たえ子、石井ゆみこ、屋幸秀、柳瀬雄二、岩井優器、相坂直紀
- 出演:佐藤ゆうこ、犬山犬子、小西克幸、林原めぐみ、田中正彦、朴璐美、根谷美智子、江原正士、辻親八、水樹奈々、青野武、堀内賢雄、緑川光(出典:スタチャ公式)
- 原作は週刊少年ジャンプ連載漫画。この身に宿した『霊』と一心同体になった少年たちのバトルを描き大ヒット。最終話のエンディングテーマを除くすべての主題歌を林原めぐみが担当、2000年代における最初にして最大の林原の主な仕事となる。
【アニ考】生奈と誠と剛の成人の日は、あのアニメの放映開始日だった
成人式ーー
桐生乱平「行くかよそんな行事!! せっかくの祝日なんだ積んだアニメしこたま観させろ💢💢」
大豆生田(おおまめうだ)はるか「わたしも成人式行かなかった」
乱平「( ゚д゚)どうしてだ、はるか、お前はてっきり行くものだと……」
はるか「😡成人式きらい、成人式行く気が知れない」
乱平「(; ゚д゚)き、きらいって、そもそも行かなかったんだろ、好きも嫌いも――」
はるか「生奈(せいな)さぁん」
大野生奈「なぁに、はるかちゃん」
はるか「生奈さんの成人の日はいつだったんですか」
生奈「忘れちゃったw」
薬島誠「忘れたなー、そもそも(式に)行ってないしw」
広島剛「😡おれも里帰りめんどいから成人式行かんかった」
乱平「( ゚д゚)全員行ってないってことですか」
誠「(スルーして、パソコンを見ながら)ふーむふーむ、へぇー」
誠「2017年の成人の日つまりおれと剛と生奈の年の成人の日、
1月9日
だって」
誠「そんでしょぼいカレンダーによると、その日、東京地区ではーー
の放映開始日だったそうだ」
乱平「誠先輩、ガヴリールドロップアウト観てました?」
誠「とうぜん」
誠「剛、おまえガヴリールドロップアウト観てた?」
剛「(^_^;)さぁ、どうだったかな」
剛「生奈、おまえガヴリールドロップアウト観てたか?」
生奈「みてな~い」
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【平成声優】ソ・ラ・ノ・カ・ナ・タ から ソ・ラ・ギ・ン・コ へ
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金元寿子の、
事実上のデビュー作。
主演。
2010年1月から、
アニプレックスとテレ東が、
3期連続でぶち上げた、
『アニメノチカラ』。
空振りプロジェクト。
第一回作品。
オープニングテーマがKalafina、
エンディングテーマが戸松遥、
なんというアニプレックス色!
それでいて戸松は、あれはどうみてもチョイ役。
いま、
『りゅうおうのおしごと!』を観ている。
ちょうど1年前、
2018年1月。
3人いると思うのだ、
主人公が。
九頭竜八一、声優、内田雄馬。
雛鶴あい、声優、日高里菜。
夜叉神アイ、声優、佐倉綾音。
そしてーー代表ヒロインは、
どう考えたって、
姉弟子、空銀子、
銀子の声優は、
金元寿子……。
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【ばると手紙】『ひとひら』(2007)第1回
かつて、『コミックハイ!』という雑誌がありました。「男性向け少女漫画誌」というコンセプトの、月刊誌でした。
意味がわからないでしょう? 男性向けの少女漫画なんて。
そして、『ひとひら』は、おっさんっぽい形容ですが、まさにテレビアニメ放映当時の2007年、『ナウい』漫画でした。『ひとひら』が2007年春期のアニメ、次のクールで同じ掲載誌の『ぽてまよ』がアニメ化され、これも評判が良くて、『コミックハイ! に追い風が吹いている!』と感じていたものです。
で、『ひとひら』の中身を読んでみると、ほんとうに『男性向け少女漫画』というコンセプトにたがわぬ漫画なのです。アニメ版第1回の時点で、『コンセプトにたがわぬ』とはどういうことか把握するのは無理でしょう。
ただ、わかりやすい少女漫画要素は2点ほどあります。
1,演劇がテーマだということ。『ガラスの仮面』ってありますよね。日本でいちばん有名な少女漫画のひとつです。でも貴女は、『ガラスの仮面』の題材が演劇であることもご存知ないかもわかりません。ともかく、少なくとも当時は、『ガラスの仮面』の影響もあって、演劇を題材にするということは、容易に少女漫画的モチーフにつながっていました。
2,西田甲斐(にしだ かい)くんの存在。言ってしまえば、少女漫画ならば、ヒロイン(主人公)の麻井麦(あさい むぎ)の相手役ポジションの男の子です。西田甲斐くんって誰ですか、って? ほら、麦が入った高校の初日のホームルームに遅刻してくる男の子がいたでしょ? 彼です。同じ学校に通うお姉さんにいつも追いかけられているようなそんな男の子です。黒髪のトンガリ頭。
さて、麦ちゃんと甲斐くんは、はたして「くっつく」のでしょうか。ネタバレしてしまうと、アニメ版の段階ではそういうところまで進展しません。「なんだ……」とガッカリしないでください。『ひとひら』の原作は、アニメ化された部分のあともちょっとだけ続くのです。
OPのラストカットを観ると、主人公の麦を中心として8人のキャラが出ていますが、3人:3人:1人ーーに分けて説明しようと思います。
あれ? 3人:3人:1人だと、7人でもう1人が足りないんじゃないか? と思うかもしれません。今回のけものにしてしまったのは、神奈ちとせというキャラクターです。新入生勧誘のための演劇部公演に感動して、演劇部の入部を決めた娘ですが、心配しないでください、第2回以降出番は存分にありますから。
1年の同じクラスの3人
麻井麦(あさい むぎ)
すごく引っ込み思案で話し声がうまく出せないような内気な女の子です。この時点では、演劇研究会(あれ、演劇部と演劇研究会が共存してるのは、おかしいですね)の先輩に勧誘されても、自分には演劇なんて一番無理だと思っています。
声がうまく出せないといっても、外見が暗いというわけではなく、なかなか可憐な容姿の女の子です。ちょっと少女漫画の主人公的ですよね。ただ、貴女は麦の声を聴いて、声優が麦の可憐さ・か弱さとミスマッチングなのではないかと思ったかもしれません。樹元オリエさんという声優さんなんですが、軸足はむしろまさに舞台活動のほうに置いていたと思います。
樹元オリエは、このアニメの主要構成員の声優のなかでひとり「浮いたキャスティング」で、ぼくは個人的には、約12年ぶりに麦の声を聴いたわけですが、個人的には、「このくらいアニメに慣れていないと、かえって麦が『こういう声だ』というのは新鮮味がある」と思っています。麦はミスキャストに聞こえてじつはミスキャストではなかったんではないかというのがぼくの考えです。
遠山佳代
高校に入る前からの麦の親友です。佳代ちゃんの演技のほうが自然に聞こえたことでしょう。写真部に入るようですが、なにやら大きな野望を抱いているようです。
西田甲斐
さきほど述べた通りです。声優は岸尾だいすけ、この頃は『ロザリオとバンパイア』など他作品でも少年役を演じていましたが、『ZOIDS(ゾイド)』の主人公・バン役の印象が個人的には強くて、しかも『ZOIDS』の放映開始は1999年末でした。これは2007年のアニメです。今更感、という3文字で、『ひとひら』で甲斐が岸尾だというのが、いま振り返ると、少しイレギュラーだったのかもしれません、
文字数が2000字に迫るので、一旦切って、キャラ紹介は次回(第2回)に続きます。
【妹よ】『刀使ノ巫女』第一回あらすじ説明チャレンジ
ばると「あさみ」
麻沙美「(一切ばるとに顔を向けず)……」
ばると「おい、あさみ」
麻沙美(ばるとに目もくれずスマホをポチポチいじっている)
ばると「『刀使ノ巫女(とじのみこ)』ってアニメがあるんだ。
岐阜県に美濃関学院っていう女子校があって、仲の良いふたりの中学二年生の女の子がいた。
衛藤可奈美。元気で明るい性格の女の子。
柳瀬舞衣。長い髪で、ポニーテール風って言えばいいのかな、束ねていて、優しそうな性格のお嬢様タイプで、胸が大きい」
麻沙美「キモい。イヤらしい」
ばると「可奈美と舞衣は親友なんだけど、剣術大会の決勝戦で戦う。実力は可奈美のほうが上だ。可奈美が優勝、舞衣が準優勝で、ふたりは美濃関学院の代表として『御前試合』に出ることになる。御前試合の会場は鎌倉なので、ふたりは新幹線に乗って東へ向かうんだ」
麻沙美「(テレビ画面から目を離さずに)岐阜県に新幹線なんか停車するっけ」
ばると「もちろん、のぞみはとまらないよ。各駅停車の新幹線だな」
麻沙美「説明が下手。御前試合っていったいなんなの?!」
ばると「剣術の全国大会みたいなもんだよ」
麻沙美「だれの御前で試合するっていうの」
ばると「折神紫っていう総元締めのねーちゃんがいるんだよ。声優が瀬戸麻沙美っていう人で、おまえと下の名前がまったく一緒なんだ」
麻沙美「そんなのどうでもいいけど、いったいなんの総元締めなの?!」
ばると「それは……
(絶句)」