死ぬまでオタク

(基本的に)テレビとアニメしか観ません

『機動天使エンジェリックレイヤー』 主演・榎本温子

 

 

管理人「おれの町に、もう1年早くケーブルテレビが通っていたら、このアニメがリアルタイムで観られたかもしれないのに💢💢」

薬島誠「だれもあんたの負け惜しみは聞きたくないよ!!

大野生奈「そんなに大層なアニメだったんですか、これ?」

管理人「ピピーッ!! 生奈ちゃんが問題発言!!」

 

誠「どうやら、エンジェリックレイヤーという作品自体よりも、主演声優兼OPテーマの歌手に思い入れがあるようで・・・」

生奈「石井マークの奥さん?」

管理人「ちがうよ石井マーク榎本温子の旦那なんだよ

誠「いい加減に聖闘士星矢!!

 

誠「いずれにせよ、榎本温子石井マークも『カードファイト!! ヴァンガード』組なのでした・・・」

生奈「(エンジェリックレイヤーのキャスト表を観ながら)な・・・なにこれ・・・こんなに豪華な声優一度に揃えられたの・・・?

誠「あー、2001年だから、若手が多くて揃えやすかったのも確かなんだよね」

管理人「カレカノからまだ3年経ってない」

誠「まだカレカノを引っ張るんですか」

管理人「カラオケ行かない? Be My Angel、歌おうよ」

誠「いやです。」

 

管理人「榎本温子で思い出すこと」

誠「もう自分語りいやです」

管理人「中学2年のとき、放課後にパソコンルームに忍び込んでたんよ」

生奈「どういう放課後ですか、それは」

管理人「榎本温子のウェブラジオ聴こうとしたんよ

誠「( ゚Д゚)ハァ? バカジャネーノ」

管理人「そしたらね」

生奈「どうかしたんですか」

管理人「スピーカーのボリュームが最大になってて、大音量の榎本温子の声が、廊下に漏れ出しちゃった・・・(´;ω;`)」

 

生奈・誠「( ゚д゚)ポカーン」

 

千葉紗子 ほんのチラシの裏

薬島誠 Dr.リンにきいてみて! の主演声優は、千葉紗子さんです・・・
管理人 カレカノ
誠 はぁ!?
管理人 知らないの、カレカノ組、ほら、榎本温子榎本温子
誠 カレカノ彼氏彼女の事情のことで、主人公の宮沢雪野の中の人が新人だった榎本温子さんだったことも知っておりますが・・・
管理人 甘いね、甘い!! このアップルパイみたいに
誠 むかつく💢

 

管理人 佐倉椿ちゃんっていただろ
誠 カレカノに?
管理人 カレカノ
誠 いましたっけ
管理人 背が高いバレーボール部の男勝りの外見で黒髪が短くてスカートの下にスパッツ履いてる娘
誠 なんか記憶が原作とごっちゃになってませんか・・・
管理人 OPでキックしてる娘だよ
誠 キック?

 

彼氏彼女の事情のOPを観る)

 

誠 あ、この娘でしたか(-_-;)
管理人 榎本温子、ぼくにとって特別な声優のひとりです
誠 千葉紗子の話じゃなかったのかよ!!💢

 

管理人 きみ千葉紗子なにで知ったの
誠 「しゅごキャラ!」ですかね
管理人 ドクロちゃんは?
誠 後追いですが、なにか
管理人 水島努
誠 それがどーかしたか
管理人 赤根和樹谷口悟朗にも気に入られたね〜w
誠 なんかムカつく💢

 

赤根作品(抜粋)
ヒートガイジェイ
ノエイン
鉄腕バーディー

谷口作品(抜粋)
ガンソード
ギアス
ジャングル大帝(特番)

 

 

管理人 あと悟朗は舞-HiMEのプロデューサーだった
誠 プロデューサーだからなんなの
管理人 あ〜、誠キュンは舞-HiMEが放送してたときジャリボーイだったよね〜ww
誠 は!?

 

誠 さっきからなんなんだよ、谷口悟朗を下の名前で呼び捨てにしたり
管理人 小原正和
誠 がなんだよ
管理人 舞-HiMEの監督
誠 はあ。
管理人 この監督のアニメのオープニング映像は、キャラの紹介に終始する
誠 それの何処が悪いんだよ
管理人 悪いとは言っていない
誠 コケにするなよ
管理人 悪いのは作品タイトル、わざと入力しにくいようにHIMEのIを小文字のiにしてる
誠 はぁ!? バッカジャネーノ!?

 

 

誠 あんたそのフライドチキン早く食えよ。店員さんが白い目で見てるぞ
管理人 秋葉原にケンタッキーあったよね
誠 ラムタラやパチンコ屋の近くだったか
管理人 ゲーセンもあっただろ
誠 それが、どうした
管理人 でも・・・ぼくは新橋のケンタッキーがすこなんだ♥
誠 (゚Д゚)ハァ? ふざけんな!! 貴様いまどこのケンタッキーにいると思ってるんだ!!

カレイドスター 第4回 『がんばれば すごい チャンス』

anime.dmkt-sp.jp

 

「がんばれば すごい チャンス」

初回放映日:2003年5月1日

 

 

桐生乱平「だれとだれが『対立』していて『和解』するのか、に注目しながら観てください」

 

大野生奈「なんで乱平が仕切ってんの」

薬島誠「カレイドスターは、会長案件でしたよね?」

 

宇野如月「いや、わたしは、会長だから」

広島剛「そうえいば、会長は、卒業したんですか?」

如月(会長)「やだなぁ~w 会長だから~ww いまは会長じゃないよ~~wwww」

広島剛「(゜o゜;」

 

大野生奈「ってことは・・・」

誠「そうだよ、順番的に、生奈が次の会長だよ」

生奈「わたしが!? (;´Д`)」

 

乱平(そういえば、カレイドスターも、「順番の話」だったなあ)

 

乱平「まぁ会の人事調整は後回しにするとして、カレイドスター4話の映像を流しますよ」

如月「カレ4ね」

乱平「(; ゚Д゚)ハァ?」

如月「カレイドスターの4話を略してカレ4

乱平「クラシック音楽ですか・・・? また管理人さんに吹き込まれたんでしょう(-_-;)」

 

 

 

本編終了

大豆生田はるか「えーっと、マリオンちゃんっていう女の子と、主人公の娘(苗木野そら)が『対立』してたんですかね(^_^;)」

乱平「フッ・・・甘いな」

大豆生田「えっ」

 

生奈「マリオンとそらの対立だけじゃなかったでしょう? 順を追って観ていけば、もうちょいと複雑な対立の図式になってるのが見えてくると思うよ」

大豆生田「えーと・・・(^_^;)」

 

乱平「先輩、いまの大豆生田にそれを求めるのは酷です。とりあえず、本編の流れを、もう一回再生し直して振り返っていきましょう」

 

「がんばれば すごい チャンス」の流れ

1 マリオンとそらの対立

マリオン・ベニーニの初登場シーン。そして苗木野そらとマリオンの出会い。ほぼ一方的にマリオンに詰(なじ)られるそら。本編映像ではAパートのアバン。

 

2 ミアとレイラの対立

この回は、常識的に考えれば、マリオンの初登場回であると同時に、ミア・ギエムの回。

『シンデレラ』の魔法使いに選ばれたミアは、レイラと特訓するが、レイラのトランポリン技術についていけず、レイラに「ほかの適任者を探すか、『シンデレラ』の公演を中止させる」と最後通牒を突きつけられる。

 

※補足 レイラが立ち去った後、シャーロット&ジュリーや、他の出演者から嘲笑(あざわら)われるような描写があるが、これはあくまでミアの視点。

 

3 マリオンとミア(・そら・アンナ)の対立

頑張っても頑張っても能力がレイラについていけないミア。歯がゆい気持ちで「だって、出来ないんだもん!」と自暴自棄になりかけるが、そこにマリオンが現れ、「そんなんであきらめるなんて3流だよ」と、ミアを挑発する。

 

4、5、6 そらとミアとアンナの対立&マリオンとそら・ミア・アンナの対立&ミアとレイラの対立

Bパート突入。

「そらとアンナが魔法使い役に加わり、3人の魔法使いで『トリプルイリュージョン』を作り出す」という案を、ミアが思いつく。そらとアンナも賛同し、オーナーのカロスに持ちかけると、「3日後に完成させられなければ、レイラの意向通り『シンデレラ』の公演を中止する」という条件付きで同意を得る。

 

さっそく、そら・ミア・アンナは『トリプルイリュージョン』の特訓に入るが、何度やっても完成させることができない。3人共その責任を「自分のせい」にするが、マリオンに「足を引っ張り合っているだけ」と喝破される。挙げ句に、稽古場にレイラが現れ、ミアを引き抜いて、シャーロット&ジュリーとともに魔法使いを組ませることを要求する。ミアは戸惑うが、そらとアンナはそっと身を引いてしまう

 

7 マリオンとそらの「和解」

意気消沈するそらのもとに、マリオンの父親である大道具担当のジャン・ベニーニ(※超有能)が現れ、マリオンの過去を話す。マリオンの性格がひねくれてしまったのは、亡き母であるシンシアの事故死にまつわるものであった。

事情を聞かされたそらは、単独でトランポリンを猛特訓する。その様子を垣間見たマリオンは、懸命に特訓するそらに母シンシアの面影を重ねる。

 

8、9 ミアとそらとアンナの和解&ミア(・そら・アンナ)とマリオンの和解

結局ミアはそらとアンナのもとに戻り、やっぱり元の3人でトリプルイリュージョンを模索することにする。 

わだかまりも消え、懸命に特訓する3人。その姿を観たマリオンは、彼女たちを見直す。

 

10 ミアとレイラの和解

トリプルイリュージョンの公開の時が来た。そら・ミア・アンナは、何とかトリプルイリュージョンを成功させることができた。トリプルイリュージョンの実演を観ているとき、思わず身を乗り出してしまったことをカロスに指摘されたレイラは、公演を中止させないことを認める。

 

 

 

・・・・・・

 

誠&剛「うーむ・・・」

乱平「ツッコミどころ、ありますか」

剛「『対立』はわかったけど、『和解』がよくわからない。もっというと、『あれで本当に和解したのか?』っていう」

乱平「具体的には」

 

剛「とくに気になるのは、『ミアとレイラさんがどこで和解してるんだ』っていうとこだな」

誠「たしかになあ。トリプルイリュージョンを彼女(レイラさん)が認めたことは確かだけど、それをミアとレイラさんの『和解』って言うかね?

 

乱平「たしかに、『和解』が見えにくいかもしれないですね。

ミアはレイラさんに一度干される(『対立』)。で、トリプルイリュージョンを考えたんだけど、この時点では悪どいレイラさんに自分だけ引き抜かれる羽目に陥りそうになる、これが2つ目の、ミアとレイラさんの『対立』と呼べませんか」

誠「どこが『対立』してるんだよ。レイラさんに懐柔されてるんだぞ」

乱平「でも、最終的にミアはそらとアンナのところに戻りますから」

誠「たしかにね、レイラさんからもう一度離れたわけか」

 

乱平「実は、『和解』っていうのは、ぼくのオリジナルなんです。『ドラマは対立と葛藤だ』ってよく言うじゃないですか。なんでも、ハリウッド映画のシナリオは、そういうふうに『対立と葛藤』で教科書どおりに作るとかなんとかーー」

生奈「えー、なんか乱平の勉強不足なんじゃないの? とくにハリウッド映画云々が」

乱平「うぐぅ…(-_-;)」

 

如月「管理人さんが、こんなツイートしてるよ」

 

 

剛「おい乱平💢💢 きさま『和解はオリジナルで~』と言っておきながら、管理人のツイートに触発されたんじゃねーか!!💢💢💢」

乱平「OTL」

 

如月「マァマァ(((ノ´ー`)ノ」

 

大豆生田「管理人さんの言うことは、筋が通ってると思います。それに、『対立と葛藤の先に、和解がないといけない』って、なんかカッコいいです管理人さん…(*´∀`*)」

 

乱平(よ・・・ヨイショの女に大豆生田が……)

 

討論は夜になるまで続いた

 

 

AiMは『エイム』と呼ぶんです!!

 

 

管理人「ところでこのアニメの主題歌はAiM(イム)が歌ってるんだよね」

如月「AiMってだれですか」

管理人「前田愛の別名義だよ。デジモンの主題歌も歌ってる」

如月「わたしどれみは観てたけどデジモンは観てませんでした」

管理人「・・・( ´ω`)」

 

薬島誠「前田愛ってガッシュ(『金色のガッシュベル!!』)の恵役のひとですか」

管理人「そういや、そういうアニメもあったし、そういう娘もいたねえ(ヽ´ω`)」

誠「なんですかその態度は・・・デジモンについて語ってるときとテンションが全然違いませんか」

如月「誠あんたのっけからなんでそんなに喧嘩腰なの」

誠「灰皿を投げ返された恨みは忘れない!!

如月「ああ・・・」

 

 

bakhtin19880823.hatenadiary.com

 

誠「でもそれだけじゃないですよ。ガッシュが同世代のアニメじゃなかったからスルースキル発動ですか、なんでもかんでも同学年の1988年度生まれの八神太一基準で考えるんですか」

管理人「デジモンアドベンチャーガッシュの枠は一緒だったねえ。太刀川ミミか・・・(ヽ´ω`) そうだ、AiM(前田愛)の歌声はわかりやすいね、『I Wish』や『keep on』や『アシタハアタシノカゼガフク』や『いつも いつでも』を思い起こす、『Dr.リン~』のオープニングを聞くと」

如月「??????」

管理人「下線部を引いたところの曲名は、『デジモンアドベンチャー』と『デジモンアドベンチャー02』のエンディングテーマだよ。ただし、無印*1のときは前田愛名義だけど」

 

如月「ねえガッシュの恵ってどんな娘だったっけ(;´∀`)」

誠「ティオの相棒ですよ、ティオが釘宮理恵なんです」

管理人「すごくスタイルが良くて可愛い子だったよな・・・。

あのマンガの世界では

誠「よけいな言葉を継ぎ足さないでください💢」

 

 管理人「でも釘宮理恵さ、ガッシュの後番組の『デジモンセイバーズ』にもメインキャラで出ててさ、ずいぶんあの枠には恩があるじゃないか」

誠「( `д´) ケッ! 『恩がある』って、何様だよあんた。

音響監督でもないくせに💢💢」

管理人「おれは音響監督やったことあるよ

誠「( ゚Д゚)ハァ?

管理人「高校の放送部で

誠「それはやったうちに入らないだろうが!!( ゚Д゚)

 

管理人「こう見えてもぼくは高校時代『ポスト若林◯弘』と呼ばれていて・・・」

如月「冗談もほどほどにしなはれ(-_-;)」

 

 

 

いつも いつでも(通常盤)

いつも いつでも(通常盤)

 

 

 

*1:02じゃないほうのデジモンアドベンチャー

『Dr.リンにきいてみて!』の、監督・三沢伸の、はなし

 

 

 

宇野如月「これ直撃世代ですよ。『ちゃお』も読んでました」
管理人「おれが最初にちゃおを読んだのは、やぶうち優がキレッキレの筆さばきだったころで・・・」
如月「・・・はい?」

 

如月「もしかして『水色時代』のことですか!? 『水色時代』って、わたしが生まれる前の漫画ですよ?」
管理人「いや、『水色時代』がアニメ化されたころだよ。ちょうどきみが生まれたばかりの頃さ」
如月「はぁ・・・」

 

管理人「そういえば、『水色時代』と『Dr.リン〜』の制作会社、同じとこだったな」
如月「どこですか?」
管理人「スタジオコメット
如月「もしかして、監督も同じなんですか」
管理人「いんや、そもそも性別から違うよ。『水色時代』がときたひろこ監督で、『Dr.リン〜』が三沢伸監督」

 

あの日タイムマシン

如月「三沢伸監督って、『ぎんぎつね』の監督ですよね?」

 

管理人「そうよ」
如月「古株なんですね」
管理人「おれが生まれる前からコンテ切ってるよ」
如月「えっ・・・」
管理人「テレビシリーズ初監督が『ハイスクールミステリー学園七不思議』(1991~1992年)だ。スタジオコメットを代表するカルトアニメだよ」
如月「管理人さんがよく覚えているアニメとかの監督をされていたりするんですか」
管理人「『ツヨシしっかりしなさい』(1992~1994年)。これは、『ちびまる子ちゃん』の後番組だ」
如月「あ、後番組??」
管理人「おや、不勉強だね。『ちびまる子ちゃん』は一回放映終了しているんだよ」
如月「どうしてですか?」
管理人「えーっとねえ、なんで一旦やめたかっていうのは、さくらももこがエッセイで書いていたと思うんだけど、肝心のエッセイ集の名前を忘れてしまった」
如月「だめじゃないですか」

 

 

管理人「TOKIO山口達也が女子高生にキスして書類送検されたが・・・」
如月「ええ、ジャニーズももう終わりが見えてますね」
管理人「悲しいなあ・・・」
如月「悲しいですか」
管理人「TOKIOのデビュー曲がさぁ、『LOVE YOU ONLY』っていうんだけど」
如月「はぁ」
管理人「『ツヨシしっかりしなさい』の主題歌なんだよ」
如月「えっ!? 管理人さん、さっき、『ツヨシしっかりしなさい』のはなししてましたよね!?」
管理人「そうだよ。TOKIOは初期にいろいろなアニメのテーマソングを歌っているんだ」
如月「ちょうどわたしが生まれるころ・・・」
管理人「だから悲しいのさ」

 

管理人「『ぎんぎつね』を初めて観たとき、監督に三沢伸ってクレジットされていたのが、嬉しかった」
如月「ホッとしたんですか」
管理人「そうだね、懐かしい香りがした」

 

 

 

諏訪道彦プロデューサーが携わって以降のよみうりテレビのアニメ作品について

諏訪道彦 プロデューサー アニメのプロデューサー 放送局 よみうりテレビのプロデューサー 最も有名な担当アニメは 『名探偵コナン』 しかし 名探偵コナン以前にも 名探偵コナン以外にも 膨大な量のテレビアニメを手がけている

 

嵐を呼ぶ幼稚園児と一緒にするな!!

コナン以前 ぼくが 初めてリアルタイムで諏訪Pアニメと手を触れたのは おそらく 『コボちゃん』(1992年10月放映開始) エイケン制作で サザエさん風味が強く 加えて月曜19時30分の枠で 社会現象アニメだった『クレヨンしんちゃん』の30分あとに放映 テレ朝が観られない ぼくの地域では そんなの関係なかったものの エイケンのゴテゴテした作りも影響したのか 同世代の評価は 必ずしも芳しくないようだが ぼくは大好きだった 主演大谷育江 『YAWARA!』の後番組だったようだが そんなの知るよしもない 

 

 皆口裕子といえば……

Yawara! (1) (ビッグコミックス)

Yawara! (1) (ビッグコミックス)

 

 

YAWARA!』の話をすべきか 原作は ご存知のとおり いや ご存知のとおり というのは よくないな 浦沢直樹という漫画家が 名を売った漫画

アニメ版を初めて観たのは やはり 中学生時代の キッズステーションでの 平日夕方ベルト放送 しかし ぼくは このアニメ まったく印象に残っていない 念の為いっておくが これは『YAWARA!』が価値の低いアニメである という意味ではない 某ベテランアニメマニアのかたが ご自身のサイトで このアニメを絶賛していた それに 昔のWikipediaには 終盤の話だったか? キャスト陣が感極まって号泣してしまい 収録を中断せざるを得なかった そんな回があった という記述があったはずだ まるで高畑勲の『赤毛のアン』ではないか 

つまり 『YAWARA!』は 内外の評価が高い それなのに ぼくはどうして

 

YAWARA!』の話をしたついでに もっと昔の諏訪P案件アニメの話をしよう そう 『シティーハンター』だ 

 

シティーハンター歴15年以上ですが何か?

キッズステーション かつては アイキャッチで 『もう寝る時間ですよ・・・』というメッセージを 「示唆」していた もちろん 『ここから先は刺激が強い番組が放送されるので幼い子どもをお持ちの親御さんはお子さんを寝かせてください』 という 意味である 

キスゴン(元キッズステーションのマスコットキャラクター)が眠ってしまうアニメーションのあとで このアニメ 『シティーハンター』は 始まっていたのである

 

それにしても 『シティーハンター』は 何十回再放送をしたら 気が済むのだろう 今月 サンテレビで 再放送が始まっている そろそろ 「なんどめだナウシカ」 ではないが 「またタッチの再放送かよぉ!!」 みたいな 悲鳴のごとく 「またシティーハンターやるのかよ!!」 という 悲痛な叫びが 聞こえてきそうだ

 

ぼくは 中高時代 シティーハンターまったく興味がなかった 

ほんとうに興味がなくて それは『YAWARA!』と同じ感覚で 冷淡な 距離の置き方は シティーハンターに対しては徹底していた

 

そもそも 「懐かしのアニメ特集~」のたぐいで スポットライトが浴びせられるのは 同一原作者であっても 『シティーハンター』ではなく『キャッツ・アイ』のほうだと 相場が決まっていた 異論は 大いに 認める が 個人的には そういう特番において 『キャッツ・アイ』より 『シティーハンター』の存在感が際だったことなど 1度もみたことない

そして シティーハンターと同年にサンライズが手を染めた漫画原作アニメ『ミスター味っ子』と 一部地域ではシティーハンター』の30分後に放映されていた『きまぐれオレンジ☆ロード』にいたっては 二軍・・・ つまり 懐かしアニメ回顧番組では めったに俎上にのせられなかった そうだ 思い出す 数年前に どこかの局が ばかなアニメランキング番組をやった ツイッターでは 珍しく俎上にのせられた 『ミスター味っ子』の話題で もちきりだった ぼくは 『ミスター味っ子』は 良いアニメだと思う しかし 『ミスター味っ子』は テレ東のアニメであり 諏訪Pのアニメではない 主演声優が 江戸川コナンと同じなのも たぶん 偶然にすぎない またもや 話が脱線し あらぬ方向に着陸してしまったようだ どうして

『特別アニメ番組』

年の変わりと 春の改編のあいだ 2001年2月 日テレの金曜ロードショーで 『タッチ』の続編 というよりも後日談だったと思うのだが 『タッチ CROSS ROAD〜風のゆくえ〜』 という 特別番組が放映された おれはこの放送を全編観た TBS系列の裏番組は 21時台が『ビッグウイング』 22時台が『ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ』 だったはずだ どちらもドラマ番組である 『ビッグウイング』は 観ていた 『ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ』のほうは 親が観るのを許してくれなかった というのは嘘で 基本22時台は 瀬戸内海放送の「ニュースステーション」を観ていたのだ それに金曜ドラマの時間帯はもう寝ていた というのは半分嘘だ 金曜ロードショー枠のアニメ特番である 『タッチ CROSS ROAD〜』を 全編観たのだから

 

特別アニメ番組とは何ぞや

スペシャルアニメ」 というと 聞こえはいいが 要するに 特別番組だ テレビ局は「~スペシャル」という言い方を好むが 少なくともおれには 「特別番組」という かしこまった日本語のほうが しっくりくる

特別アニメ番組も 立派なテレビアニメである 金曜ロードショーでは 全国ネットで放映されていないアニメ 特に深夜アニメの特別版を 放映することがあって 世の中の不公平を そのとき感じた 例えば 『はじめの一歩』や 『DEATH NOTE』の 特別版を 特別版だけ 全国ネットである金曜ロードショーで放映する なんたる不都合! それなら いっそのこと 『エアマスター』や『桜蘭高校ホスト部』の特別版を 金曜ロードショーで放送して お茶の間を混乱させてしまったらよかったのだ

話が横に逸れたが 「特別アニメ番組もテレビアニメ」という事が どれだけあなたは頭のうちに入っているだろうか 「特別」番組である おれが 近年 「いい仕事をした」 と思った特別アニメ番組は 『ポケットモンスター THE ORIGIN』(2013年) 特別アニメ番組は 単発枠なので 通常放送のときよりも ちからが入る というのは ちからが「注がれる」 という意味で 制作が増強される 言い方を変えれば 通常放送よりも 豪華なつくりになる はずなのだ だがしかし 稀に ショボいアニメ特番を眼にすることがある 具体名はスタッフの名誉のため挙げない しかしおれは そういう視聴経験を たしかにしたのだ ではあるが  特別アニメ番組は 基本 制作が増強されるという そんなイメージだ

 

2001年の特別アニメ番組

2001年に放映された 『タッチ』以外の 特別アニメ番組 Wikipediaに依存して書き出してみると

・21世紀まんがはじめて物語(3月、TBS)
ラブひなスペシャル 〜キミ サクラチルナカレ!!〜(4月、テレ東)
ルパン三世 アルカトラズコネクション(8月、日テレ)
学校の怪談「首なしライダー!! 死の呪い」(8月、フジ)
ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説(12月、テレ東)

 

おれは 上に挙げた5番組のうち どれも 観ていない という オチがついてしまった

最後にコロコロコミックを読んだ記憶

アニメを観てから原作にアタッチメントするのと 原作にアタッチメントしてからアニメを観るのでは 様相が一変する

 

 

みなさんは アニメを観て はじめて原作を知るほうが 相対的に多いのではないだろうか


おれは 原作を知っているアニメを アニメだと見なさなかった どういうことか いまは 説明する余裕がない だが 例えば 同じフジテレビ=東映のテレビアニメである 『デジモンアドベンチャー』と『ワンピース』 どちらも99年放映開始だが おれはワンピースをアニメだと見なさなかった そしていまも 大枠の認識は変わっていない 対するデジモンアドベンチャーのような作品が デジモンアドベンチャーのような作品こそが 『アニメ』だと 信じて疑わなかった

 

チェルシーとリナ

おれが 意識的にアニメを観るようになってはじめて アニメから原作に入っていったアニメは 『東京アンダーグラウンド』(2002年春アニメ)と キッズステーションTVシリーズ3部作がゴールデンタイムに日替わり放送されていた 『スレイヤーズ』シリーズ この両作品である

 

微妙なラインではあるが 『スレイヤーズTRY』の 日本海テレビでの遅れ放送 これに小学生時代に「接触」している ものの それ以上の深入りは 水泳の練習に阻まれた
だから キッズステーションでのスレイヤーズ3部作の放送は 喰い入るように観た ただし 原作小説は 買わなかった

 

そして『東京アンダーグラウンド』 これはアニメが非常に好きで あとの記事でふんだんに述べると思うが とある女性キャラクターの振る舞いが アニメ以降の原作でドラスティックに変化するという情報を嗅ぎ付け 高校時代の中頃には 既刊のコミックスをすべて揃えていた

 

 

東京アンダーグラウンド』と『スレイヤーズ』 前者は原作を買い 後者は買わなかった その根本的な要因はいまは深追いはしない しかしながら 人が作品を受容する「スタイル」 これを少し考えてみたい

 

東京アンダーグラウンドの場合

アニメ→原作 の「一方通行」

スレイヤーズ(無印NEXTTRY)の場合

アニメだけで完結

 

東京アンダーグラウンドの場合は アニメを観て原作の存在を知り 放映終了後 原作の単行本を買い漁り 最終巻まで付き合った

スレイヤーズ3部作の場合は アニメを TRYの最終回まで通して観たが 原作小説とかなり中身が異なるのを薄々感じとっており 富士見ファンタジア文庫の原作を 成人するまでまったく読まなかった

 

ここでは ありのままの事実だけを ひとまず提示しておこう

 

 

邂逅

さて 『爆転シュート ベイブレード』の場合は どうだったか

先の記事で述べたとおり おれは続編アニメの『2002』で初めて作品シリーズを知ったのだが そのときもう中学2年生で コロコロコミックはとっくに購読しておらず そもそもてんとう虫コミックスなんて中学生が面白がって読むようなものでもなかったし 原作漫画には手を伸ばさなかった 中学生だから 中学生だから てんとう虫コミックスを 差別する


同時期のコロコロ管轄のアニメである『ロックマンエグゼ』などに対しても 原作漫画を手に取ろうなど 微塵も思わなかった
ただ おれの町の駅舎の2階に なぜかコロコロコミックの最新号が置いてあったことがあって 目次を見たら ほんとうに漫画『爆転シュート ベイブレード』は 掲載順がいちばん上の 「看板連載」であった おセンチメンタルな記述になるが おれはその時以来 一度も コロコロコミックを 読んでいない

差異と声優 〜『爆転シュート ベイブレード』〜

ヒロインがいない!

 

象徴的な差異がある ヒロミの不在 
言い換えるならば ヒロイン格の不在 第一作に ヒロミが出てきた記憶は 皆無 おそらく証拠も 皆無 ちゃんと書いてあった ウィキペディアに どうやらおれの記憶違いではなかった 立花ヒロミは 第一作には 登場しない

彼女の話は2002年の話になってからやる

 

(中の人の)緩いつながり

さて 声優 主人公のタカオがくまいもとこ タカオの次にクレジットされていた(と思う)キョウジュが桑島法子 遅ればせながら おれが 初めて桑島法子の少年声を聴いた そのキャラこそ キョウジュだ


高乃麗 折笠愛 久川綾 が 少年役をやっている

 

カイ→高乃麗
マックス→折笠愛
レイ→久川綾

 

高乃麗は 『爆走兄弟 レッツ&ゴー!!』でも 星馬兄弟(というより豪)の 第一のライバル格である 鷹羽リョウを 演じていて こういう素朴なつながりが 心憎いのだが 一方で こういった素朴な声優関連のつながりが 見過ごされている 気がする

ちなみに くまいもとこも レッツ&ゴー!! の 初回から出ていて まこと役 と言えば ある一定の世代は ピーンとくるであろうが もちろん脇役である 5年の時を経て 地味なメガネ役担当が 主人公の担当になった

 

三人の声優から卒業論文!?

もし くまいもとこについて 書くとしたら 余裕で8000字に届く これは彼女に限った話ではなく 桑島法子でも 久川綾でも (残念ながら ファンのかたと本人には申し訳ないが 高乃麗さんと折笠愛さんについては ことばを重ねることができません というよりも くまいもとこ桑島法子久川綾について雄弁になりすぎて 三人についての記述を折り重ねるとしたら 大学の卒業論文レベルになるだろう ということ)

 

 

声優の話に靡(なび)いたが これは必然的なものであろう まだ 爆転シュートベイブレードというコンテンツについて 書くことはあるが いまレストランで料理を食べ終わって出るところなので いったん箸を置く 間違えた 『筆を置く』

 

 

『爆転シュート ベイブレード』

まず ぼくがどうやってこの作品に出会ったか 話してみたい

 

原作の発見

ぼくは アニメから この作品に入った 正確に言えば 2002年に放映された ふたつ目のシリーズ 『爆転シュート ベイブレード 2002』 から観始めた しかしながら 『2002』の作風は 2001年に放映された いわゆる「無印」と 大幅に異なる その理由は 2002年の記述になってから説明するとして そもそも 『爆転シュート ベイブレード』は どのようにして成立したのか?

 

「原作はコロコロコミックの漫画」という記述では 実は百点満点ではなく みなさん想像される通り 青木たかお先生の漫画は 『ベイブレード』という タカラ(現タカラトミー)から発売されていたオモチャを そうだな どういう言葉をあてがえばいいかな えーと 『ベイブレード』というタカラのオモチャを「モチーフ」にした漫画で 青木たかお先生には申し訳ないけれど かつての『爆走兄弟 レッツ&ゴー!!』(こしたてつひろ先生)などと同じく 純粋なオリジナル作品の漫画とは言えないと思う

 

要するに ふたつ原作があって このアニメの場合 ベイブレードというオモチャと 青木たかお先生のアニメと同名なる漫画 先行する原作は ベイブレードのほうなのだ

 

おまえ本当にタカオなのか

アニメ第一作は 2002年度になってから初めて目にした キッズステーションの年度遅れ放送 主人公の木ノ宮タカオをはじめとした主要人物(キョウジュ、カイ、マックス、レイーー)のキャラクターデザインが 「いま」放送されているアニメと まるっきり違って とても困惑した 少年たちが みんな別人みたいだった

 

もっと言えば 例えば『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』シリーズの ジーベックの本気か あの高見明男デザイン (MAXは石原満デザインだが 観ていないので沈黙するほかない) そう 高見明男デザインの烈や豪や鷹羽兄弟や藤吉やJ それに悪役も含めての 鬼のように正確で それでいて原作から文字通り「飛躍」したデザインと比べると 無印『爆転シュート ベイブレード』のデザインの仕上がりは 比較するのも可愛そうなほど ショボい

 


2002年版などの後続作品との大きな差異は まだある のだけれどもしかし 長くなりすぎるので いったん手を止めておく

 

絶対カレイドスター宣言

わたしは今年30歳になります。

 

カレイドスターを初めて観たのが15歳の年ですから、人生の半分をこのアニメにさざげてきたわけです。

 

そんなアニメは、ほかにありません。

2001年放映開始のテレビアニメについて(WOWOW抜き)『地球少女アルジュナ』

 

EMOTION the Best 地球少女アルジュナ Director's Edition DVD-BOX

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 地球少女アルジュナ河森正治

魔法陣グルグル(新)の後番組かつジャングルはいつもハレのちグゥの前番組

 

放映開始順からいけば 『爆転シュート ベイブレード』に触れるのが先なのだが 順番を入れ替える

前提として ぼくはこのアニメを観ていない それでも 断片的な情報は伝わってくる 「ハンバーガーを食えなくなるアニメだ」とか

 

物語は、放射性廃棄物問題・環境問題・遺伝子組換えなど、現代社会の抱えている問題を取り扱ったため、一部の自然保護団体が上映会を開催するなどした。

Wikipedia地球少女アルジュナ」の項目 2018年3月29日閲覧)

 

しかし このアニメは 「間違った情報」も伝えていたことが かつてのWikipediaの記事には 大々的に書かれていた記憶がある その 河森正治の誤謬は それとなく 現在のWikipediaにも盛り込まれているが かつて 知り合いだったブロガーのかたから 

 

「今アルジュナは放送できないだろう、放送してしまったら大騒ぎになってしまうだろう」

 

というふうなことを聞かされたことがある 彼はアルジュナからアニメに入った 彼にとってアルジュナは決定的なアニメであった それと同時に 「現代にそぐわない」 という 作品がはらむ宿命に対する 認識も 2010年代になっても 忘れてはいなかった

 

それはそうと 情報の経年劣化 これをあげつらいたいわけではないのだ 

繰り返す通り ぼくはこのアニメを一度も観ていない しかし 聞き知るに つまり 「耳学問」で仕入れた知識から判定するならば これが教育番組の要素を色濃くそなえていること これはどうも疑いようがない

 

教育番組になるという宿命

かつての Wikipediaの 『デジモンアドベンチャー』の項目では 『デジモンアドベンチャー』を 教育番組だと みなしていた 

「教養」ではない 「教育」だ この違いは大きい 自分がかつて好きだったアニメが 「教育番組」に分類されていて 一昔前のWikipediaの当該記事を見たぼくは 眼を丸くした

 

デジモンアドベンチャー』が どこまで教育番組だったか? は 定かではない しかし 今まで観てきたアニメ作品を振り返ってみれば 多かれ少なかれ どのアニメも教育番組だった というと 若干の語弊はあるけれども たとえば 「深夜アニメに教育番組的な要素などあるわけがない」 ーーこれも極端な物言いではあるけれども 深夜アニメ=教育番組 なんていう等式は どうも違和感がある それは 正常な違和感でもある 

ただ ぼくは その違和感を認めながらも やはり深夜アニメにも 教育番組的なコンセプトはあてはまる という想いを捨てない この想い どういうふうに証明すべきか この2000年代アニメの振り返りで どの程度まで 「アニメ=教育番組」論 を 差し挟むべきなのか?

 

2016年夏『タイムトラベル少女〜マリ・ワカと8人の科学者たち〜というアニメが 土曜の朝に放映されていた ぼくは このアニメがけっこう好きで 初回から最終回まで欠かさず観ていた タイトルからある程度推し量られる通り 7割がた教育番組といってもいいであろう そんなテレビアニメであった

 

ここまで「教育アニメ」と割り切ってしまえば 楽だろう しかしながら たとえば2020年代後半になって 『マリ・ワカ』を振り返ってみようと思う時 ぼくは 教育アニメとしては 『マリ・ワカ』を振り返らないだろう 教育アニメだからだ 教育アニメだから 『マリ・ワカ』がはらむ 教育アニメ以外の要素を ほじくってやるだろう

 

むしろ ここ20年ほど「深夜アニメ」と呼ばれてきた 教育番組のような要素など一切感じられないような たとえば一介の萌えアニメ そんな泡沫みたいな1クール速攻系アニメに対しても 「教育番組」の”潜(ひそ)み”を 疑ってみたい 言葉を変えれば 不道徳なアニメの道徳性といったものを-- そういえば 山田尚子が 『けいおん』の2期が始まるときに 言っていた気がする 「けいおんを観てコミュニケーションの仕方を学んでほしい」 だいぶ歪曲されたニュアンスではあるが

7話で和田高明はむしろ「演出家」であった

 

和田高明 カレイドスター原画集

和田高明 カレイドスター原画集

 

 

和田高明=『ロゼッタマスター』」という認識はほんとうに妥当なのかーーまぁ、いったん棚に上げておこう。

先日7話を観て思ったこと。演出家としての和田高明が過小評価されているのではないか。

凝った構図、画面上での遊び……月並みな言葉だ。しかしここ最近、7話は「和田の作画回」というよりも「和田の演出回」という印象が強い。

 

7話の和田作画がむずかしくなってきたのである。

この話のクライマックス、ロゼッタとそらが、カレイドステージディアボロバトルをするシーン。

「実によく動いている」云々評価されてきたカレイドスターの和田作画だが、最近ぼくには7話のディアボロバトルの「動く」作画が、しょうじき、よくわからなくなってきた。

 

しかしながら、7話における和田高明を完全否定しているわけではない。むしろ作画のことばっかり取り上げられてコンテの実に良い仕事があまり取り上げられない和田さんを不憫に思う。

印象批評。カレイドスターの7話の演出は、乾いている。

失職中のロゼッタがマリンパークに連れられていき、ジョナサンに弄ばれるそらの無様な姿を目の当たりにする。そこでマリオンがロゼッタに語りかける。思えばこれも、運命の出会いだった。

それはともかくとして、まさに↑で述べたようなあたりの演出ーーそれをむかしは『音の置き方』なる概念に置き換えていたものだーー、このあたりの演出が、とりわけ「乾いている」と思ったのである。

 

キッズアニメに『乾いた演出』もないだろう」とあなたは言うかもしれない。そもそも、カレイドスターには「キッズアニメ」という括りは通用しない。それでも、小学生が視聴者層として一定の割合を占めていることは否定できない。そんなアニメだけれども、驚くほどシックで、「乾いた演出」がまかり通っている……そんなふうに思えた。10代で7話を観た時は、そんなこと微塵も思いもしなかった。

 

カレイドスター7話(有料)

「和田高明=『ロゼッタマスター』」という謎

 

和田高明 カレイドスター原画集

和田高明 カレイドスター原画集

 

 

 

先日、『カレイドスター』の7話を観た。この回は定期的に見返している。懐かしさなど微塵も感じない。ロゼッタ・パッセルの初登場回である。EDクレジットでは、「演出・作画 和田高明」と表記されている。これまで、なかば慣習的に、『和田回』と呼ばれてきた。和田高明ロゼッタに焦点があたる回の担当」カレイドスターを1度だけ観た人間にはそう認識されているのかもしれない。

 

だが、OVA(”52話”)ならいざ知らず、

ロゼッタに焦点があたった回」なおかつ「和田高明が主な制作を”ほぼ”取り仕切った、とみなすことができる(かもしれない)回」

は、

  •  7話:「笑わない すごい 少女」
  • 33話:「汗と涙の すごい ロゼッタ

ぐらいしか確認できない。

 

そして、作画面で大きく取り上げられることの多い41話「再出発の すごい 決意」、これはたしかに和田高明が主な制作を”ほぼ”取り仕切った、とみなすことができる(かもしれない)回」ではある。

しかしながら、41話はロゼッタに焦点があたった回とはいえない

 

ロゼッタに焦点があたった回」なおかつ「和田高明が主な制作を”ほぼ”取り仕切った、とみなすことができる(かもしれない)回」は、TVシリーズでは、たったの2回

にもかかわらず、和田高明は、カレイドスター放映時そして放映後しばらくはロゼッタマスターの異名で取り上げられることが多かった。

 

これは、どういうことなのだろうか? ここまで書いてきて、見当がつかなくなってきた。

 

 

 

『true tears』の後番組は?

 

true tears Blu-ray Box

true tears Blu-ray Box

 

 

 

乱太郎 さん が ログインしました

 

 

乱太郎:true tearsって本放映時どの枠だったんですか

管理人:そりゃーきみ、住んでる地方によって違うよw

乱太郎:当たり前だろ!💢 あんたはその頃上京していたとかなんとか

管理人:あのね

乱太郎:はぁ

管理人:最初true tears知ったのはニコニコ動画なの

乱太郎:え

 

管理人:その頃は違法アップロードが規制されてなくてねえ

乱太郎:じゃあなんだよ、もしかしたらニコニコにうpされていた違法動画で観たのかよ

管理人:いんや

乱太郎:( ゚Д゚)ハァ?

管理人:なんか比呂美が「わたしが好きなのは蛍川の◯番」っつって、眞一郎がΣ(゚д゚lll)ガーン ってなる所まではニコニコで追ってた

乱太郎:何話ですかそれ

乱太郎:初期の話でしょそれ、「蛍川の◯番」って乃絵の兄貴のことでしょ

管理人:(´ε` )ウーン

管理人:何話だったっけ♥

乱太郎:○(#゚Д゚)=(  #)≡○)Д`)・∴'.

 

 

~~~~~~~~~~

 

乱太郎:ーーつまりなんだ、比呂美が「蛍川の◯番」って言った回を最後に、あんたはtrue tearsを放置していたのかよ

管理人:でもねえ、tvkテレビ神奈川)の録画は残ってたのよ

管理人:褒めてね

乱太郎:やだ

管理人:ぷぅー

乱太郎:ああんもう

乱太郎:そのtvkの録画は何話まで残ってたの

管理人:んーっと

管理人:いまHDDに存在してるのは翌年(2009年)のAT-X放映分なんだけど

管理人:tvkの録画は、たしか5話辺りから最終話まで残ってたと思う

乱太郎:5話「あたり」って……_| ̄|○

乱太郎:でもいちおう最終話まで観たわけだ

乱太郎:いつ?

管理人:たぶん2009年の年頭

乱太郎:( ゚Д゚)ハァ? 年越してるじゃねーか!!

管理人:うん、世間が『クラナドアフター』やら『とらドラ!』やらであーだーこーだ言ってる頃だよw

乱太郎:また複数の方面に敵を……

乱太郎:『クラナドアフター』は途中で切ったのね?

管理人:うん

乱太郎:まさかクラナドからtt(true tearsの略称)に乗り換えた、とか

管理人:そんなわけじゃあないよ

 

管理人:ただ、Key=京アニの路線は、なんか違うなあ、と

乱太郎:なんかあんたは未だにそういうスタンスを取ってそうだ

管理人:うん、半分正解ww

乱太郎:(💢 ゚∀゚)・∵. グホォッ!!

 

乱太郎:ツイッターのフォロワーがもっと減りそうだね

乱太郎:で、京アニやkey云々はもういいとして

乱太郎:あんたは変則的なかたち

乱太郎:つまり、<HDDにたまたま残っていた録画>を観て、true tearsのどツボにはまったらしいですな

乱太郎:推し量れば

管理人:そうね

管理人:これね、tvkでは、毎週土曜25時00分(深夜1時00分)からの30分枠

乱太郎:関西地方では関テレ(関西テレビ)での放映だったようですが

管理人:でも、おれのからだが2つあるわけじゃあないじゃん、首都圏と関西に同時に居るとか、もちろん不可能でしょ?

乱太郎:じゃあ「そもそも、場所によって放映枠は違う」っていう、あなたの放映枠理論とやらの最大のウィークポイントに関しては、どう応答するんですか

管理人:あのね

管理人:東京と大阪で、アニメ史は違うんだよ

乱太郎:( ゚Д゚)ハァ?

乱太郎:わけがわからねぇよ

管理人:だから、

管理人:少なくとも2つのテレビアニメ史があるの

管理人:東京大阪

 

乱太郎:( ゚д゚)ポカーン

乱太郎:( ゚д゚ )ポカーン

管理人:えーと

管理人:tvkでの『true tears』の後番組がわかりました

管理人:どうやら『狂乱家族日』だったようです

管理人:詳しくは「しょぼいカレンダー」さんをめくってみてください

乱太郎:( ゚д゚ )

管理人:ちなみに(true tearstvkでの)前番組は存在しないようです

乱太郎:ちょちょっと!! ちょっとマテ茶

管理人:なに

管理人:しょぼいカレンダーで空欄になってたし

乱太郎:だからといって裏を取ったとは言わない

乱太郎:当時の朝日新聞とかの「縮刷版」で確かめないことには

管理人:乱太郎くんよ

乱太郎:なんだ

管理人:ぼく……いま、どこに住んでると思う?(;´∀`)

乱太郎:甘えるな!!(# ゚Д゚)

 

 

 

 

『バブゥ~』by管理人